今日はD通さんとかIメソさんとかGラムさんとかと渋谷で飲み会だったのだけど、ついでにってんでBunkamuraでロシア・アヴァンギャルドを堪能してきました(ひとりで)。
箇条書き。
- BGMは「ソビエト・ロック -情報公開-」
- カンディンスキーの若い頃の具象が見れた
- 名前が出てるわりにシャガールは3点しかなかった(笑)
- しかもそのうち1点は若かりし頃の、全然イメージの違うやつ
- ま、それはそれで面白い
- しかもそのうち1点は若かりし頃の、全然イメージの違うやつ
- シャガールっていままであまり興味なかったけれど「ヴァイオリン弾き」という絵はなんだか良かった。ユダヤ人は屋根より空に近いとか、そんな感じらしい
- アリスタルフ・レントゥーロフの「女たちと果物」はなんだかバーチャファイターみたいで、ユニクロのSEGAとのコラボTシャツがほしくなった
- ボリス・グリゴーリエフの「女」は、娼婦感が「オランピア」とかとは全然違う感じで、なんだか面白かった。より美ではない感じとか言うと、ちょっと失礼なんだろうけど
- ダヴィード・シュテレンベルグの「公園にて」の、ぽつーんとした感じの絵が寂しくて素敵だった
- ニコ・ピロスマニって人の絵でグルジア文字を見れた
- マレーヴィチ、すごい好きってほどでもないけど、やっぱり今回の中では一番好きだった
- ソヴィエトは、なんで抽象画とか現代音楽とか禁止したんだろうなあ。なんとなくは、わかるんだけど
- アレクサンドル・アルキペンコの「美の賞賛、凹面の立像」は、女性の胸などが凹面になってるという面白い彫刻でした
- ヴァシーリー・シュハーエフの「ピクニック」、新古典派とか書いてあった気がするけれど、印象派の絵とかと比べて(とか書くほど知らんけど、ほら、「草上の昼食」とかスーラのなんかとか)引いた絵で、そんな明るさもないんだけど、それが逆に落ち着きを感じさせて良いなあと思った
- お土産(自分用)でマレーヴィチの白地に白い十字架が描かれた「スプレマティズム(白い十字架のあるスプレマティズムのコンポジション)」のTシャツを買って帰ったところ、妻が「それ、ただの白Tじゃん・・・」みたいな目で見てた
- マレーヴィチ目当てで行ったけれど他の作品も意外と面白かった
ちなみにマレーヴィチの「農夫、スーパーナチュラリズム」は↓。
直貼りなんでそのうちリンク切れるかも。
ものすごくどうでも良いけど、むかーしナンシー関さんの展覧会をBunkamuraでやったときのBunkamuraの担当の人、美人だったなー。ナンシーさんに「美人っすよ」と言われ、ナンシーさんにそういうこと言われるとどう反応して良いか困ったことを思い出した。どう答えても分析されそうで。もっと困ったのは「萩原さん、優香とかどうっすか?」と聞かれたとき。「いやー、かわいいですよねー。特にCMデビューでしたっけ、あのマツモトキヨシの」などとノリノリで答えるわけにもいかず、「そうですねえ、美人なんじゃないですか」みたいな表面的な答をしてしまったのが悔やまれます。
以上。