ジョン・ケージ/危険な夜、フォーウォールズ
危険な夜
25音のみがプリパレーションされており
プリペアド・ピアノ(ピアノ線になんか変な細工して音をこもらせたりしたやつ)だから音は面白い。2がちょこまかした音で面白いかな。 でも、ものすごいあっさり終わった。
フォーウォールズ
白鍵のみによるモーダルなテクスチュア
とのこと。よくわからんけど。
なんか、静かな曲。環境音楽みたい。でも途中(シーン3)から激しい感じになって、カッコ良くなってきた。と思ったらそれも一瞬。6は好きだったが。声が綺麗。
ブルックナー/ブルックナー:交響曲第9番
なんか大仰な感じで面白い。始まりからすでにエンディングみたいだ。古臭いけど、意外と気に入った。他の古くさいのとどう違うかあまりわからんけど。
ユーライア・ヒープ/Look At Yourself
邦題は「対自核」。なんでだ?好きだが。
で、まあただのハードロックとは思うのだが、歪んだオルガン(たぶん)が気持ちよい。結構良かった。他のアルバムまで聴こうとは思わなかったけれど。
バッハ/バッハ:マタイ受難曲
オペラ歌手の知り合いであるところの佐藤泰子さんにペンデレツキの「ルカ受難曲」が素敵な話をしたら、受難曲ならこれ、ということで勧めてもらった。
細かく感想を書くほどの文章力は持ち合わせてないが、やはり西洋音楽の真骨頂って宗教曲にあるような気がしていて、で、そういう意味で、ものすごくカッコ良かったし、気持ちよかった。
が、受難曲聴いて「気持ちよかった」はないだろうという気もする。そして受難ってPassionって言うらしいんだけど、受難がなんでPassionなのか気になる。
すると。
元々、ラテン語の苦しむとか悩むとかという意味のpatiから来ていて、そこから、激しい感情や情熱の意味も出たと。
てことは、PATi-PATiって、すごい苦しむとかいう意味かな。
しかし、まだPATi-PATiってあったのね。微笑はもうないのに(ジャンル違う)。