いろいろあります。
My Little Lover/Singles
ナツメロ気分で聴いた。でも良い曲多いと思う。というか、うまい曲が多いと思う。って書き方すると僕が音楽わかってるみたいでカッコ良いね。もしくはカッコ悪いね。
永平寺の朝?大梵鐘と般若心経?
その名の通り、永平寺の朝の模様を収録したCD。ちなみに永平寺ってのは禅宗の一派である曹洞宗の総本山ね。道元ね。只管打座ね。
このCDの圧巻は2曲(?)目の「永平寺の朝〜大梵鐘」。約2分ごとに、鐘の音がゴーンと鳴る。基本、それだけ。低域も結構出てて気持ち良いのだが、思い切りの良さに愕然とする。素晴しい。
ところで永平寺について知りたいあなたは「食う寝る坐る永平寺修行記 (新潮文庫)」を読んでみてください。ものすごく面白い本です。
ミュージック・ノン・ストップ?ア・トリビュート・トゥ・クラフトワーク
聴いてみるかどうか一瞬迷ったんだけど、こないだ対バンをして頂いた松前公高さんの名前を発見したので聴くことに(TSUTAYAで借りただけなので、松前さん的に良いことは発生していないのですが)。
で。
僕はそんなにテクノな人じゃないので、やっぱり全然違うアレンジをしてる人、たとえばZENI GEVAとかが楽しかった。あと日本語で歌っちゃってるヒカシューとか。Autobahnとかは、わりとテクノな感じで、いまいち僕としては原曲との違いもよくわからなかったりして(いや、わかるけど)。
でもなあ、トリビュートって愛を伝えるってことだろうから(しらんけど)、テクノでやっても良いんだろうな。Schizoid Dimensionなんかも、僕としては特にアレンジがものすごく違うから面白いとか、そういう風じゃないもんな。
The Moog Cookbook/The Moog Cookbook
グランジ的な音楽をムーグシンセで演奏してしまったアルバム。こないだJグル君ちに行ったとき、この人たちのYe Olde Space Band-Moog Cookboをちょっと聴かせてもらったところ楽しかったので探してみたらこのアルバムが見つかり、聴いてみた。
楽しかった。シンセ好きには良いんじゃないかと。ただ、ものすごく楽しかったかと言われると、オリエンタル・スマイルで逃げます。
坂本龍一/Chronological Collection 1978-1981[Columbia Years]
これまたJグル君のうちでの話。何かの折にYMOの話になり、僕が「『The End Of Asia』のPublic Pressureに入ってるアレンジのスタジオ盤ってないんかな。結構探してんだけど、なんか音頭みたいになってるのとかしかないんだよね」と言ったところ「千のナイフは?」と言われ、「えでもそれってBGMに入ってるやつだよね?」と言ったら、「じゃなくて坂本龍一のソロの」という返事。なるほど、そういえば坂本龍一ってYMOの曲、ソロでもやってたね、と思い調べてみたら、確かに千のナイフに入ってるバージョンが、僕の求めているやつだった。すごいよJグル!というわけで千のナイフを探したのだけど見つからず、代わりに見つかったのがこれ。でも千のナイフがまるまる入ってるみたいだったから良しとした。
感想としては「『The End Of Asia』が聴けて嬉しかった」って感じです。教授好きの人、すみません。あ、そういえば「The End Of Asia」のこと調べてるとき、坂本龍一の「教授」という呼び名は、
坂本と高橋が初めて会った時、坂本が芸大の大学院生だと聞いた高橋が驚いて、「大学教授にでもなるの?」と尋ねたことがきっかけのようだ
ということを知り(もちろんWikipedia)、「芸大出た程度で(という言い方が語弊があるのは十分承知ですが)『教授』って呼ばれんのどうなのよ?つーか自分的に恥ずかしくない?」とか思ってた気持ちが解消されて良かったですよ。
wyolica/wyolica Best Collection 1999-2004~ALL THE THINGS YOU ARE~
音楽系のサイトの仕事をすることがままあり、その関係でテストデータとかを仕込むことになるんだけど、その際にwyolicaは最後の方に来ることが多く、名前を聴いたことがあったのでベスト盤を聴いてみた。そんな理由で聴いたわりに、意外と良かった。もっとシンガーソングライター臭というか、良い子臭を予想してたので。情報量ゼロのクセに曲調を予想してるところが「お前誰だ?」って感じもするけど。
でも、なんで「ダブルヨリカ」じゃなくて「ワイヨリカ」って読むんだろう???
ところできっと、僕と同業の米国人SEの中には、同じ理由でZZ Topを聴いてみたことがある人がいるに違いない。
Youssou N'Dour/Best of
Youssou N'Dourって書かれるとわかんないかもしれないけど、ユッスー・ンドゥールね。ホンダだっけ、車のCMでオブラディ・オブラダだった人。で、Peter Gabrielのアルバムで歌って注目された的なことがライナーに書いてあり、それを先に見ちゃったせいか、なんかPeter Gabrielのアルバムみたいに聴こえた。特に最初の方。でも、悪かったわけではなく、先入観もあり、アフリカンなリズムを感じた。ま、先入観のせいのような気もするが。後半、なんか女子ボーカルの曲があったりして、なんでYoussou N'Dourのソロアルバムに女子のボーカルが入るのかよくわからんかった。同じ疑問を、平原綾香のODYSSEYにインストの曲が入ってたときも思った。だってボーカリストのソロアルバムに、本人じゃない人が作ったインストの曲が入ってるのって、意味わかんないよねえ。
音の世界遺産 アラビアの音楽
実はこれ、原題は"Music Of Iraq"なのね。なんかそれに気がついたとき、少し騙された気がしたよ。だってアラビア≠イラクじゃん?アラビア⊃イラクだとは思うけど(なんかカッコ良いかなと思って「⊃」って記号使ってみたけど間違ってたらすまん。ところでPASMOのポスターにE=Mc2とか書いてあるけど、E=mc2だよねえ?)。
音としては、まあ、普通にワールドミュージックって感じ。そんなにアラビア感を感じなかった。少なくとも、アラビア語のかたち (
斉藤由貴/Myこれ!クション 斉藤由貴BEST
中学のときね、好きだったんですよ。ダメ?なんかね、だからね、聴いてると泣きそうになるね。失なった時間のことを思って。M口さん元気かなあ。うちで「M口さん元気かなあ」って言うと、決まって妻は「もうきっと子供3人ぐらいいるよ」って言う。ヤな感じ。
おニャン子クラブ/ULTRA NYANKO?OMOTE SPECIAL
今度はURA SPECIALじゃなくてちゃんとOMOTE SPECIALを聴いてみた。で、思ったけど、本当おニャン子の歌詞って最低だね(笑)。「おっとチカン!」なんてさあ、何の関係もない人にイタズラで「この人チカンでーす!」とか言っちゃう歌だよ。「ストレス解消〜♪」じゃないっての。「およしになってねティーチャー」なんかは、なんだか淫行まくってるし。ヘンタイ!
真心ブラザーズ/けじめの位置?栄光の軌跡II?
先日、T田さんと言う女子に、僕はキミが言ったことちゃんと覚えてるんだよ的なアピールをしようとして「そういえばT田さんって大事MANブラザーズバンド好きだったよね?」と言ったところ「真心だよ!」と怒られたので、一度聴いてみようと思い聴いてみた。どかーんとしていた。というか、なんか癒し系(?)みたいだった気がした。
今度は大事MANブラザーズバンドも聴いてみようと思います。
Sheryl Crow/Very Best of Sheryl Crow
「シェリル・クロウ」って名前を聴いたことがあったので聴いてみた(そんなんばっか)。もっとフォークかと思ってたら、意外とポップだった。Avril Lavigneみたいだった。Avril Lavigneは好きなので、これは褒めていることになります。しかしAvrilがアヴリルなのは良いとして、Lavigneがラヴィーンなのは、デヴィッド・バーンのバーンがByrneって書くぐらい難しいね。以上。
Elvis Presley/[rakuten:book:11693181:title]
「監獄ロックってこの曲だったのかー」と「うーん、古くさくてかっこいいねえ」。
The Strokes/Room on Fire
Aちゃんという弟子の子がいるのだけど、その子に勧められてThe StrokesのファーストであるIs This Itを聴いてみたところ普通にカッコ良かったのでセカンドも聴いた。これまた普通にカッコ良かった。というか、もう年寄りなので、こういう音のバンドに関して分解能が低いです。
Michael Giles, Jamie Muir, David Cunningham/Ghost Dance
元King CrimsonのドラマーのMichael Gilesと同じく元King CrimsonのパーカッショニストJamie Muir。同時期にKing Crimsonにいたことのないふたりがご一緒してるだなんてもう!以前から気にはなっていたのだけど、アレだったらヤだな、というまったく具体的じゃない理由で敬遠していた。が、新宿のプログレ館で中古を発見。購入とあいなりました。
ドラマー×パーカッショニストなのでドコドコした感じを一瞬思い描くものの、映画のサントラ(だったと思う)なのでそういうわけでもないだろうなと思っていたら、やっぱりそうでもなかった。雰囲気モノっぽい曲多し。何曲かは、激しいのもあったけど。たぶんプログレ好き一般としては評価も高いのかもしれないけれど、僕は、まあまあって感じ。でも聴き込むよ、せっかく買ったし。
Kluster/Klopfzeichen
いやあ、あなた、Klusterですよ。Clusterじゃなくて。ついに僕もここまで来てしまいましたよ。極北ですね。
と思ってたら意外とそうでもなく、楽しく聴けたよ。ただ、Clusterみたく電気ではなく、ドラムとか鳴ってるけどね。明確なメロディーとか持たないところは一緒。まあ、Kraftwerkだって、昔はドラムとかフルートとか鳴らしてたわけだしね。
特に1曲目(って2曲しか入ってないけど)の、女性のアジるような声が音(あえて音楽とは言わない)に重なる感じが、とても良かった。しいて言えば、このドイツ語の声が長岡ナターシャだったら満点だった(嘘。かつ、伝わりにくい)。
シュトックハウゼン/ヘリコプター弦楽四重奏曲
ここまで読んでくれたあなた、本当にありがとう!これが今回の目玉ですよ!目玉過ぎてAmazonにも楽天にも商品がなかったのでリンク張れませんでしたよ!
これは何かというと、現代音楽でして、4台のヘリコプターに分乗した第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4人が、互いに無線でやり取りしながら弦楽四重奏を奏でるという、ものすごく一発ネタ的な、つまりは現代音楽的な曲なんですよ。
まあ、詳しくはWikipediaの該当項目を見てもらえればと。
で、タワレコの現代音楽コーナーで見つけたときは1,200円ぐらいだったんで思わず買ってしまったものの、ネタ一発なもんで、クラクラするほどヘボかったらどうしようと、少し心配してたんだけど、そんな心配は無用でした。僕にとっては、至福の30分です、この曲。
エンジン音。ヘリの音。奏でられる不協和音。ごくまれに入るドイツ語(たぶん)の声。上昇。下降。ああ、素敵。
この話をうちの妻にしたら、「現代音楽って放送作家さんとかが考えればいいのにね」って言ってました。うん、そうかもしれん。
しかし、現代音楽にまでハマったら、ちょっとマズイな。さすがに現代音楽は、TSUTAYAにもあんまり置いてないんだよね。
追記。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00004NJJX
にありました。で、どうやらこのヘリの音は本物じゃないみたい。ちょっと残念!
Mogwai/Mogwai Young Team
もうちょい激しい音を期待してたんでそこが少し残念だけど、でも、気持ち良かったから良しとするかね。こういう音を結講な數の人が聴いてるのかと思うと、ちょっとわくわくする。
ところで、初期のジャケは、
なのに、あとで、
てな具合に「富士銀行」の文字が取られんのね。ってこれは、国内盤と海外盤の違い?まあ、どうでも良いけど。