いやー、やっぱり良い本っていうのはあるんですね。日本人のありがちな間違いについて、「こんな風にヘンに感じる」、「こんな風にすると良いと思う」という話をいろいろと書いてあります。最初の方にあったaとかtheとかの話で、aとかtheが名詞につくんじゃなくて、名詞がaとかtheにつくと、この話はかなりなるほどと思った。そりゃそうだよね。だってaとかtheの方を先に言うんだもん。先に言うってことは、ネイティブ的な思考回路として、先に来るって話ですわな。時制の話もかっちりと載っていて、『進行形・完了形、つい時制の使い方に迷ってしまうあなたに (アスカカルチャー)』なんか買わずにこれだけで良かったかなと一瞬思った。ま、実際は、そっち先に読んでるから、面白さが倍増なんだろうと思うが。
図書館で借りたのだけど、手元に置いて時折読みたい気がしたので、購入しようと思います。『続・日本人の英語 (岩波新書)』とか『マーク・ピーターセン英語塾』とかもね。それに僕程度の英語力だと後半よくわかんなかったし、勉学しては読み返す、そんな付き合い方をしたいと思いました。
ひとつだけ難点を言うと、古いです。
- 作者: マーク・ピーターセン
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/04/20
- メディア: 新書
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★★★★★:人にも勧めたい本