先日若い人と話をしていたら「わたしの携帯、時間がズレちゃってるんですよー」と言われました。
時間がズレてることなんかよくあることだと思いますが、若い人的には携帯の時間がズレてることはあり得ないことなのかもしれません。ズレてないということは誰かがズレないようにしてるわけですが、当然のようにそこにあるものは気付かなかったりしますもんね。
いまの子たちは117に電話をかけると時報を聞けることを知らないとテレビで見たことあります。そのテレビでは「なんでわざわざ電話するの?携帯見ればいいじゃん」と言ってました。
話を戻して、「時間がズレちゃってる」と言う話になったので、NTPという時計合わせの仕組みがあることを説明しました(そのときは携帯電話のキャリア網で使うNITZは知らなかった)。
特に、NTPで時計を合わせるときに一気に時間を合わせるのではなく、少しずつ時間を合わせていくことについては、「たとえば時計が12:34:56だったとするじゃん?でも本当は12:34:58だった場合、いきなり時計を12:34:58にすると、その機械の中では12:34:57が存在しなかったことになるでしょ?そうなっちゃうともし12:34:57に予定されてた処理があった場合にその処理が実行されなくなるよね?だからちょっとずつ合わせて『存在しない時刻』ってのがないようにするのよ。すごくない?」と興奮気味に説明しました。
「はあ」
と言われて終わりでした。
時報については以下の記事が面白かったです。電話番号の由来とか。
国際電話で117にかけるとどうなるんだろう。
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