萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

『時刻表の音楽』から10年

そのアイデアを正確にいつ思い付いたのかはメモが残ってないのでわからないけれど(と書きながら探せばあるような気がしてるけど面倒だから探さない)、ある日ふと、時刻表を元に曲を作ったら面白いかもしれないと思い付き、すでにやってる人がいないか日本語と英語で検索し、どうやら誰もやってなさそうだったので急いで曲を作り、「最初に思い付いたの俺な」と言うために混んでる新宿駅と空いてる幡ヶ谷駅(当時の自分の会社があった)の時刻表で作った曲をアップしたのが、10年前の今日だった。

ふと思いついたら無性に作りたくなってしまったので、時刻表をもとに音楽を作ってみました。
「は?」って言われそうなんでどういうことか説明すると、電車が発車するタイミングで音を出すことにして、1分を16分音符ひとつに割り当て、曲を作ったというわけです。電車が発車する番線ごとに音の聴こえる場所を変えて、音の高さも、時刻表をもとに計算しました。

[ 時刻表から音楽を作ってみました - 萩萩日記]

引用元の音声ファイルはすでにリンク切れてるので興味ある人はこちらを。

10周年だし記念になんか曲を作ったりしようかとも思ったのだけど、楽器は都落ちしたときに売ってしまって手元にないし、入力用のUSBのキーボード(たぶんnanoKEY)も捨てたし、唯一残ってた作曲用のソフト(使いこなせなかったAbleton Live)はハードディスクというかSSDと共にこないだ消えたし、作りようがない。まあ、その気になればアカペラでなんかYouTubeで歌うとかでもいいんだろうが当時とは違うもののいまはありがたくも勤め先があり、勤め先の休みの日曜と水曜はそれぞれキャリアコンサルタントの養成講座と副業の数学教師がある。良いことなのか悪いことなのかわからないけれども。そして、本当に作曲する人間であれば、そんな中でも作曲するんだろうけど。

『時刻表の音楽』のことで広がった交友関係もあるしタモリ倶楽部にも出させてもらったし、こんなことを思い付いて良かった。そして思い付きをがんばってCDという形にしてもっと良かった。

ところで今日は都落ちしたあと関東に戻って来て234日目らしい。へーって思った。

という感じで唐突に終わる。


新宿駅 -オギュスト・ミュステルのために- (ハポン・バージョン)