伊勢物語の現代語訳を読んだんだけど面白かった。歌の意味の解説とか載ってないんでちゃんと理解してるかというとしてないけど。でも、普通にいま聴くバンドの曲の歌詞だってちゃんとわかってるかは微妙だし、まあいいかと。ちなみに最初は「歌謡曲の歌詞」と書いてあまりにおっさんな気がしたので「バンド」がどうのこうのと書いてみた。
挿絵は竹久夢二。橋本治の『古典を読んでみましょう』にあったように古典を現代文のように読まなくていいというか、全部細かくわかろうとしないで読んだら面白く読めた。今度は解説付きのとか読もうかな。
— はぎはら ( •̀ᴗ•́ )و ̑̑ (@hagitter) 2017年11月9日
新訳絵入現代文 伊勢物語 https://t.co/XsR201EG1o
ああ、あと、これ書こうと思っててTwitterでは書き忘れてたけど、100くらいの章(?)があって何度も何度も「ある男が」って言うからだんだん「いい加減誰のことか教えてよ」と面白くなったりしてた。
いくつか気に入ったやつ。
武蔵鐙 さすがにかけて 頼むには 問はぬもつらし 問ふもうるさし
「もうどうしたらいいの!」ってなるよねー。
おおかたは 月をも愛でじ これぞこの 積れば人の 老となるもの
ほんとそういうおっさんにはなりたくないなと思った。
形見こそ 今は仇なれ これなくば 忘るる時も あらしものを
特にいまみたくデータとしてずっと残ってるとつらいよなあと思った。しかしなんで字足らずなんでしょ。
つひに往く 道とはかねて 聴きしかと 昨日今日とは 思はざりしを
やっぱり死ぬときってこう思うのかなあ。
【今日のよかったことがんばったこと】