萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

心理学を学んでみたい高校生にオススメの小説3冊(おまけつき)

昨日の数学本紹介に引き続き、今日は心理学の本を紹介しようかと。なんでかというと、これまた別のJKとごはん食べたときに「うーん、消去法で心理学ですかねえ」と、志望大学の話をしてたので。

昨日と同様、僕は心理学者でもないし高卒です。が、産業カウンセラーの資格は半年くらい前に取ったので、まるっきりわからない訳ではない。

ちなみに今回紹介するのは小説です。

あなたの人生、逆転させます: 新米療法士・美夢のメンタルクリニック日誌

わりと軽めの短編集。でも、母子カプセルの話とか、現代的で押さえておきたい話題は入ってる気がする。新米療法士の奮闘記みたいな部分も、高校生の共感を得られるのではないかなと。ただ、夢診断の部分が、ちょっと「うーん?」て感じではある。

症例A

こちらは長編。しかも重め。題材が解離性同一性障害(いわゆる多重人格)だったり、境界例(ものすごくざっくり言うと、超パワーアップしたメンヘラ)だったり、あと、性逸脱の話も出てくるしね、確か。そういう意味では高校生、特に女子高生は読んでてつらいかもだけど、人の心と向き合うとはどういうことか、一端でも触れられるのではないかと思う。

症例A (角川文庫)

症例A (角川文庫)

There's a Boy in the Girls' Bathroom

最後のは洋書。でもターゲットは10歳くらいの子だし、いまの若い人はインターネットもあって英語の情報にはたくさん触れてるだろうし、英語くらい余裕でしょう?

スクールカウンセラーがある小学校に赴任して来て、みたいな話。カウンセラーとはどういう風に物事を見るのか、みたいなことがわかって面白いと思う。

There's a Boy in the Girls' Bathroom

There's a Boy in the Girls' Bathroom

以上、読んでみたいなと思う本があったら是非読んでみて。そして、小説以外を読みたくなったら、たとえば以下のやつとか読んでみるといいんではなかろうか。