白石幸紀、他/現代音楽CD×100―Modern music A~Z
結構参考にしてる。
石原千秋/Jポップの作詞術 (生活人新書)
いつもは曲しか作らないから、たまには作詞の勉強でもしてみようかと読んでみた本。
が、作詞法の本ではなくて、著者がいろいろなJポップの詞を読んで、それに関する分析やらエッセイやらをするという本だった。
正直、うーん、って感じ。
一応取り上げられていた曲のリストを以下に。
aiko | 初恋 |
浜崎あゆみ | Fly high |
GLAY | Winter, again |
CHEMISTRY | You Go Your Way |
松浦亜弥 | 100回のKISS |
キンモクセイ | 二人のアカボシ |
SMAP | freebird |
モーニング娘。 | Do it! No |
hitomi | innocence |
B'z | GOLD |
上戸彩 | Hello |
森山直太朗 | さくら(独唱) |
倉木麻衣 | 風のららら |
柴咲コウ | 思い出だけではつらすぎる |
氷川きよし | 白雲の城 |
大塚愛 | 甘えんぼ |
平井堅 | キミはともだち |
MISIA | 名前のない空を見上げて |
福山雅治 | 虹 |
ORANGE RANGE | 花 |
中島美嘉 | 火の鳥 |
L'Arc-en-Ciel | 叙情詩 |
遠藤幸三/作詞本~言葉が歌になる~
同じく作詞の勉強。こちらはちゃんと作詞法の本。
作曲本も読めとか、作曲家が曲を作りやすい歌詞を書こうとか、作曲家の意見を紹介してあったりとか、わりとプラグマティックな本。作詞はひとりでするんじゃないという感じが面白い。
サビに向いているのは「あ」段、「い」段、「お」段。で、百人一首も、100首中89首が、この3つらしい。って一瞬すごい驚いたけど、普通でも3/5だから60首だよね。 それでも多いと思うか、少ないと思うか。で、ここで気になった。なんで和歌は首なんだ?物騒じゃない?
野口義修/作曲本~メロディーが歌になる~
上の作詞本~言葉が歌になる~の姉妹本。ざっと読んだ感じ。こういう本は、ちゃんと楽器を弾きながら読まないといけませんね。そういうのをサボるから、いつまで経ってもちゃんと覚えらんないんだろうな。
いかん暗くなってきた。
バーバラ・コナブル、他/音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピングと音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと―豊かに響き合う歌声のために
ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のことって本があって、全部は読み切れてないんだけどこれがわりと面白かったので、その元ネタの本も買ってみた。が、なんか精神論な感じでいまいち。なんというか、自己啓発セミナー臭が漂うという。ピアニスト本の方と、だいぶノリが違うような気がするんだけどなんだろうなあ。
ロック・クラシック研究会/プログレッシブ・ロック入門
若いファンを取り込もうとする努力が見える本。「プログレッシヴ」じゃなくて「プログレッシブ」だし。ま、正直、この本でどんだけ取り込めるか微妙だとは思うけど。その姿勢は良いと思います。