前振りとかは昨日の日記を。
- 邦楽編
- 洋楽編
- 電気編
- プログレ編
- クラシック編
- 現代音楽編
- その他編
- アーティストリスト(プログレ編)
ドリーム・シアター/Awake
「6:00」って曲はどこでだろう、聴いたことあった。ひっかかるようなリズムや、複雑な、息の長いリフがいかにもプログレッシヴ・メタルで楽しい。
でもやっぱり、アメリカン・バンドだな。
とか思ってしまった。
シャドウ・ギャラリー/Tyranny
プログレッシヴ・メタル。かなりのテクニカルぶり。鬼ユニゾンが気持ち良い。気持ち良いが、鬼ユニゾン以外は、普通のメタルかも。歌詞が聴き取れないせいか、組曲感もあまり感じられず。
9曲目の「ACT II: Roads Of Thunder」って曲が好きだった。
シャドウ・ギャラリー/Room V
で、その続編。オープニングはこちらの方が良いと思った。詳しくは忘れたけど、SFっぽいストーリーが繰り広げられている模様。ミュージカルみたいなもんなんだろうね。SOUND HORIZONみたいなことなのかな。
速い変拍子フレーズがカッコ良かった。
リック・ウェイクマン/Return To The Centre Of The Earth
いかにもリック・ウェイクマンな感じが楽しい。オーケストラとの共演だから余計に。あといろいろなナレーションが大仰なのも良い。
あとオジー・オズボーンの声が何気に合ってないようで合ってるようで微妙で素敵。
マッチング・モール/Matching Mole
邦題「そっくりモグラ」。直訳で素敵。ちなみにマッチング・モールというのは「ソフト・マシーン」のフランス語訳。ソフト・マシーンのロバート・ワイヤットが作ったバンドね。
で、ソフト・マシーンをよくわからない僕なので、やっぱりよくわからない感じだった。普通にサイケって感じかなあ。こういうこと書くと怒られそうだけど、ソフト・マシーンを抜けてまでやりたかったのかなあ。
ソフト・マシーン/Alive & Well in Paris
ソフト・マシーンはあまり好きではないのだけど(嫌いという意味ではなくて)、これはわりと好きな曲が多かった。「Odds Bullets And Blades Pt II」、「Huffin」、「Surrounding Silence」、「Soft Space」あたり。
マーズ・ヴォルタ/De-Loused in the..
ベースはレッチリのフリーらしいです。
で、メタリックな香りがするところが嫌いな人にはアレかもしれないけど、静と動の対比がわりと良かった。が、ちとアルバムの統一感がありすぎるというか、似たような感じの曲多い気もする。
リキッド・テンション・イクスペリメント/Liquid Tension Experiment 1
ドリーム・シアター+キング・クリムゾン。というかドリーム・シアター+トニー・レヴィンか。
あまり期待してなかったのだけど、全然予想外にカッコ良かった。もっとメタルメタルしてるのかと思いきや、そうでもない感じで。ジャズロック風味もありつつ、でもやっぱりメタルに着地はしているものの。メタルのボーカルが苦手な人とかには良いかも。
サムラ・ママス・マンナ/Samla Mammas Manna
あいかわらずな感じ。ちょっとコミカルで変態的なロックってことですかな、まとめると。ちなみにスウェーデンのバンド。
Tipographica/Tipographica
リズムが面白いからと貸してもらったのだけど確かにすごい。メロがちょっとマヌケで。ものすごくカッコ良い。ジャズっぽい感じはするんだけど。変態だ。変態万歳。
5uu's/Hunger's Teeth
普通にカッコ良い。ジャンル的にはレコメン系なのかなあ。アカペラコーラスとかはいってて面白いね。ダークではなくて、ちょっと軽い感じかな。いろんな表情の曲があって、変なの満載って感じだった。
ヴォラピューク/Le Feu Du Tigre
ロック+ヴァイオリン+木管って感じ?ちょっとトラッドっぽい印象だから、ロックロックはしてないかも。明るいチェンバーロックって感じかなあ。明るい曲ばかりじゃないけど。
アングラガルド/Hybris
スウェーデンのバンド。スウェーデン語でちゃんと書くとÄnglagård。で、僕の少ないスウェーデン語の知識によれば、こう書いた場合はたぶん「アングラガルド」ではなくて「アングラゴールド」の方が近いような気がする。
さておき。
オープニングでニヤけた。ベースがゴリゴリしてるし、フルートだし。ボーカルは、ちょっといまいちだったけど。
アングラガルド/Epilog
いかにもなオープニングの曲とかとても素敵。
ちなみに2枚目なのにEpilogってタイトルなのは、最後のアルバムだから。もったいない。
えーとなんて言えば良いのだろう。
荘厳な雰囲気と哀愁を帯びたメロ。
あーかっこ悪い文章。
しかし美しかった。
パブロフス・ドッグ/At the Sound of the Bell
声が特徴的とのことで、それによって好き嫌いが分かれるみたいな情報を読んだことがあり、どんなもんだろうと思ったけど、別に普通だった。ゲディー・リーみたいな感じ?ハイトーン・ボーカル。まあ、受け付けられない人はダメかもしれんけど(あ、それが好き嫌い分かれるって話?)。
が、どこがプログレなんだろうね。何曲か、たとえば最後の曲とかは、それ風だと思うけれど。
そういえば、ビルブラとかも参加してるみたいです。気付かなかった・・・。
ジャン・リュック・ポンティ/Enigmatic Ocean
RuinsのProgressive Rock Medley関連(詳細はここ参照)。
なんか、ジャケが妙にOmmadawnと似てる気がするんだけど。
うんと、並べてみたらそうでもないか。
で、フージョンって話っぽかったから、あまり趣味には合わないかなあと思ってたけど、なかなか良かった。フュージョンではあったけど。ヴァイオリンだから良かったのかも。
手数の多いリズム隊の上の、ギターとヴァイオリンのユニゾン(たぶん)が気持ち良い。もうちょい長いと良かったんだが。
スティーヴ・ハケット/Voyage of the Acolyte
こちらもProgressive Rock Medley関連。
あまりジェネシス詳しくないからジェネシスっぽいかどうかはわからないのだけど、1曲目のギター弾きまくりな感じとか、3曲目のちょっとダークな感じとか、結構好き。
イギリスっぽい、というよりも英国風な、優しい曲とかもアリ。
結構良かったんで、いままで興味なかったGTRも聴いてみようと思った。
スティーヴ・ハケット/Tokyo Tapes
なんか、いままでで一番、ジェネシスってカッコ良いなと思った。ちょっと感想として間違ってると思うけど。
「Camino Royale」がカッコ良い。
どこかの記事か何かでプログレ同窓会という表現を見たことがあるけど、なんかそんな感じでした。
GTR/Gtr
というわけでGTR。ジェネシスのスティーヴ・ハケットとイエスのスティーヴ・ハウという、ふたりのギタリストが作ったバンドのデビューアルバム。
ライナーで曲の構成について「A-B-C-C-C'-間奏-A-B-C」がどうのとか熱く語ってるのが、マニア向けな感じで面白い。
音的には、なんだか80年代って感じで「ポップス(ロック?)におけるギターの役割の減少を憂いて作ったにしては、ギターの音が少なくないかい?」と思った。聴く人が聴けばわかるのかもしれんが、僕はわからなかったということで。
5曲目の「Jekyll And Hyde」ってのがちょっとAsia風でもあり、まあ良かったかな。
アトール/Tertio
まあ、悪くはないけど、そんなに良くもないと思った。でもL'araignee-Malよりこれの方が良い人もいるらしい。
もうちょい聴きこんでみないとなあ(と思いながら聴き込んでないけど)。
「Tunnel」って曲は、ちょっと良いかな。
ヴァンゲリス/Albedo 0.39 (Repackaged)
期待してなかったせいもあるのか、結構良い。1曲目とかカッコ良いじゃないか。
なんだろう、クラシカル、というのともちょっと違うか。ドラマチックと言えば良いのかな。語彙の貧弱さに泣きたくなるけど。
まあ、いわゆるシンセミュージックではある。
やっぱリック・ウェイクマンと似てるよなあ。とかいうと怒られそう。でもちなみに、僕はリック・ウェイクマンの方が好き。
マイク・オールドフィールド/Platinum
ま、マイク・オールドフィールド節って感じ?細かく聴けばいろいろありそうな気もするけど。
ちなみに、どこでフィリップ・グラスの「North Star」が使われてるかわからんかった。ヤバい?
マイク・オールドフィールド/Orchestral Tubular Bells
Tubular Bellsのオーケストラ版。わりと評判が悪いようなんだけど、そんなにダメかなあ。まあ確かに、驚くほど良くはないとは思うが。でもいろいろとオーケストラな楽器でやってるから、楽しくはあったけどね。ただ、欲を言うなら、マイク・オールドフィールドのギターはなかった方が良かったな。全部オーケストラだけの方が良かった。
弦楽四重奏版とかないのかな。
Duo Sonare Plays Mike Oldfield
ムック フラッシュバックシリーズ プログレッシヴロック (シンコー・ミュージック・ムック―フラッシュバック・シリーズ)で知ったアルバム。アコースティックギター2本で「Tubular Bells」というネタ。
いろんな楽器でテーマを弾くところ、どうやるかと思ってたら、なかなかいろんな演奏をやっていて、思わず「ニヤリ」としてしまった。
が、ニヤリどまりではある。好きだけどね。
マイク・オールドフィールド/Crisis
売れたとの噂の「Moonlight Shadow」なるものを聴いてみたかった。聴いてみた。かわいかった。というか、聴いたことあった。そしていま手元を調べたら、
- Dancemania Speed G
- SUPER☆BEST TRANCE
- 姫トランス
に入ってた。なんで全部トランス?(笑)
ちなみに中森明菜のスーパーベストにも「Moonlight Shadow」という曲が入っていたけれど、これは全然別の曲でした。中森明菜がカバーしてたら、ちょっと面白かったのにねえ。
他の曲は、ジョン・アンダーソンの曲がイエスに聴こえないのはすごいなと思ったり(キング・クリムゾンのLizard: 30th Anniversary Edition収録の「ルパート王子の目覚め」もイエスには聴こえないけど)、「Taurus 3」って曲の打ち付けるようなアコギがカッコ良いなと思ったりした。
Phew/PHEW
なんか、クールに変って感じ。感情が感じられない。バックは、そう思って聴くからか(ホルガー・シューカイが参加してるので)、CANっぽいような気もする。
つーか、歌ヘタね(笑)。
なんとなく戸川純的な部分も感じる。
で、最初は、歌のヘタさも面白かったんだけど、だんだん苦痛になってきた。ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック―アルバム500&バイオ38&ディスコグラフィ2000 (Ontomo mook)では、かなり推薦盤な感じだったんだけど・・・。
ああ、そういえばCANのダモ鈴木も歌手としては素人だった。ホルガー・シューカイはクラウトロック界の欽ちゃんなんですかね(たとえが古い)。
ところで、ホルガー・シューカイは、ホルガー・チューカイが正しいの?そっちの方が検索結果も多いし、Wikipediaもそうみたい。でもディスクユニオンのサイトだとシューカイだなあ。じゃあやっぱり、シューカイで。
ホルガー・シューカイ/Movies (Reis)
で、そのシューカイ。
コミカルだし、ビート感もまさにクラウトロックだと思うし、あとクリーアーなギターの入り方がカッコ良いと思うのだけど、そこまで重要なアルバムかなあって感じ。
あとラジオの音が入ってるみたいなことが書いてあったような気がするのだが、気がつかなかった。
腑抜けかも、僕。
ルネッサンス/Scheherazade
しかし、本当にこのねーちゃん(アニー・ハズラム)は良い声だ。
ほんと、ルネッサンス節なアルバム。ま、単純に、どのアルバムが良いとか、よくわからないだけなんだけど。ただ、(新生ルネッサンスとしての)ファーストであるPrologueは、なんかヘボかった。最初にこれを聴いたせいで、他のを聴くまで時間がかかってしまった。
カリフォルニア・ギター・トリオ/Invitation
カリフォルニア・ギター・トリオには、緊張感みたいなのはあまりないけど、気持ち良いから、わりと好き。ギター3本の絡みというのが面白いしね。アコギだけじゃなく、たまに歪んだ音が入るのもアクセントになってて良い。
ベタではあるが、バッハの「トッカータとフーガ」が良かった。
カリフォルニア・ギター・トリオ/Cg3+2
Cg3はカリフォルニア・ギター・トリオで、+2の部分は、トニー・レヴィンとパット・マステロット。
やっぱドラムとベースが入ると俄然ロックになるが、それでカリフォルニア・ギター・トリオ的に良いのかと、それはちょっと思う。
花笠音頭がミニマルになってるのが楽しいね。
そしてズンドコ節はカッコ良い。「21世紀のスキッツォイドマン」との組み合わせもなかなか良い。
ZNR/Traite De Mecanique Populaire
フランスのプログレバンド。チェンバーロックとはちょっと違うんだけど、ロックとクラシック、みたいな感じ。サティの影響があるらしいです。
で、微妙にヴァイオリンが下手だよ。それともこれはわざと?微分音?
なんか期待しすぎたのかもしれないけど、いまいちだった・・・。
「Tout Debout」は、ちょっとカッコ良い。
でも、ちょっと。
マハヴィシュヌ・オーケストラ/Birds of Fire
なんで聴こうと思ったんだっけこのアルバム。フュージョンって基本的にあまり好きではないのだけど。
タイトル曲の1曲目、リフが強烈でカッコ良いな。
ジャズ臭はあるけど、でも結構良かった。
しかしジャズ臭って何だろう。たぶんコードなんだろうなあ。よくわからんなあ。ダメだなあ。
モラーツ・ブラッフォード/Music for Piano & Drums
イエスで出会ったパトリック・モラーツとビル・ブラッフォードによる、その名の通り、ピアノとドラムのための音楽。なんか、たぶん生で見たら面白いんだと思うのね、僕は。そこまで好きなタイプの音楽じゃないから(ジャズっぽい感じということ)。
アール・ゾイ/Marathonnerre II
うーんと、なんか現代音楽みたい?舞台の音楽?雰囲気もの?ちょっと断片的すぎるな。
アール・ゾイはSymphonie Pour Le Jour....を聴きたいのだけどなあ。試聴したら、ものすごく良かったので。でも、いろいろ探したけど、売ってない・・・。
アール・ゾイ/EXPERIENCES DE VOL
その代わりってわけじゃないけどこれ。いろんな人の曲を、アール・ゾイとなんとかって楽団が演奏。これは完全に現代音楽だな。なかなか素晴らしい。
「気が狂ったかのような高音と低音の共演」とか「変態バイオリンとピアノ」とか「ドローンにエレピ的な音と弦」みたいな感じの曲が楽しめます。
オザンナ/Milano Calibro 9
なんか、Palepoliに比べると、大したことないような。悪かないけど。
とか思ってたら、後半、というか最後の方、だんだんカッコ良くなってきた。
ま、Palepoliの方が好きだが。
オザンナ/L'uomo
順番は逆だけど次はファーストアルバム。
悪くはないけど、ちょっと軽いし、普通のハードロックって感じかなあ。ちょっとジェスロ・タルっぽい。とかいうと、ジェスロ・タルのファンの人に悪いけど。
ペッカ・ポヨーラ/Keesojen Lehto
なんとなくペッカを聴いてみようと思い、「数学家の空中広告」という邦題に魅かれて聴いてみた。
なんだか爽やかな気がする。まあそんなに好きではないけれど。ちょっとフュージョンっぽい感じかなという気もしつつ、参加してる(プロデュース?)という先入観で、マイク・オールドフィールド臭もする。ジャズロックな感じもあるね。カンタベリー好きな人は好きなのではないかな。
グル・グル/Moshi Moshi
怪しい日本語が楽しい。けど、そんなにコテコテのクラウトロックじゃないかな。すごく普通のブルースとかジャズみたいな曲もあるし(あんまり詳しくないけど)。
「Don't Worry About The Koto」という曲、琴の音から始まった。まさに「コトクラウト」だ(適当)。
イル・ヴォーロ/Il Volo
イタリアのバンド。たしか、スタジオ・ミュージシャンたちが集って結成したバンドとかだったような。
もうちょいシンフォっぽいのを想像してたんだけど、思ったより硬質でカッコ良い。唯一の不満は、収録時間が短かったこと。
イル・ヴォーロEssere O Non Essere? Essere/
2枚目。カッコ良い。どうカッコ良いかってーと、リズムがはっきりしているカッコ良さ。たまに聴こえるエキゾチックな音階もまたよし。しかし、このアルバムも短い・・・。
タイ・フォン/Windows
2枚目。
なんかシャウト系ボーカルなんだよね、タイフォンって。にしては、なんかメロがメロウ。音が厚くないシンフォプログレっていうのが、一番僕の理解に近いかな。
「The Gulf of Knowledge」って曲が、ドラムはズドドド言ってるわりに上物が静かという、なんかバランス悪い感じで気に入った。
フラワー・キングス/Space Revolver
展開がいろいろで面白い。ダークではないし、爽やかなシンフォロックともちと違う。ものすごく好きかってーと、そうでもないのだが。そして、ちょっとダラダラした感じがあったような・・・。
ボーナスディスクが付いてたんだけど、そっちは、つまらんかった。ゆったりした音楽といえば聞こえは良いが、なんか、思わせぶりな感じで。たとえばベースがメロディー弾いてたりするんだけど、たいてい、ベースがメロディー弾くメロウな曲はつまらんのよね。
カーヴド・エア/Air Cut
前評判どおり「Metamorphosis」が良い感じだった。「U.H.F.」もヴァイオリンがカッコ良い。収録時間が短くて切ないけど。
ちなみに売りのひとつであるらしい女声ボーカルは、あまり素敵だとは思わなかった。
カーヴド・エア/Phantasmagoria
なんでしょう、実験的なところのあるルネッサンスみたいな感じでしょうか(怒られそうな感想)。
カーヴド・エアはこのふたつしか聴いてないんだけど、ファーストが現代音楽っぽいという噂。聴いてみようと思います。
ヤクラ/Tardo Pede In Magiam Versus
mixiのプログレコミュで「暗い曲ありませんか?」のトピが立っていて、そこで出てきた名前。
なんか、パイプオルガン主体なのかな?確かに、ダークではあるが。そんなに面白くなかった。
クラウス・シュルツェ/Irrlicht
暗い曲関連。
暗い、とは思うけど、ちょっと、飽きる。
たぶんそれは、タンジェリン・ドリームとか、アシュ・ラ・テンペルより、微妙に緊張感高いせいだと思う。
聴いてると、不安な気持ちにはなるね。
クラウス・シュルツェ/X
暗い曲関連ではないけれどついでに。
シンセ音楽ってどう説明すれば良いんだろうなあ。ピコピコではなくて、ブニョーンって感じ。音が厚くて気持ち良い。で、Irrlichtに比べるとリズムが強調されてる感じでしょうか。
2枚組なんだけど、1枚目は、雰囲気モノで、2枚目はわりとメロもカッコ良いような気がする。
デヴィル・ドール/Girl Who Was...Death
暗い曲関連。ただ、推薦されていたのは別のアルバム。そのせいか、特に暗い感じはなかった。
メタルとクラシックが同居しつつという感じ。が、クラシカルなメタルではなく、クラシックな部分とメタルな部分が別々に存在しつつ共存してる感じが、ちょいと面白い。
で、残り20分ちょっと、ずっと音が出ないと思ってたらシークレットトラックのようだった(このアルバムは76分の1曲しか入ってない)。余白が長いわりには面白くなかった。
ホウェン/Drowning But Learning
暗い曲関連。こちらも推薦盤とは別のアルバム。
ちなみに海外のアーティストのアーティスト名はカタカナで書くことにしてるもんでなんかマヌケなことになってますが、Whenって名前のアーティストです。
もひとつちなみに、Whenは「フエン」かなと思ってたのだけど、調べたら「ホウェン」って書く場合が多いみたいなんでそうしました。
以下、ちょっと実況中継風に。
お?
なんだこの音は?
SEとかバリバリで、まるでサントラみたい。
と思ってたらいきなり激しい音が出現。ものすごいカッコ良い。
と思ってたらまたサントラに戻ったり、ファウスト(クラウトロックの)みたいな音があったり、バラエティに富んでて面白いですわ。
っと。
日本語がイキナリ聞こえて来てびっくり。なんかおじいさんが語ってた。
「The Heat」ってのが好きだ。好きだ。好きだ。
最後の曲が「The Beginning」ってのも、なんだか面白いね。そしてこの曲、ダークな感じがとても良い。
コーマス/First Utterance
暗い曲関連、まだまだ続きます。
暗いというか、邪悪って感じ?女声ボーカルが良いね。と思っていたら邪悪なのは1曲目だけで、他はそうでもなく、美しい感じでした。
楽器編成がフォークロックっぽいけど、心意気はチェンバーロックって感じかな。
ムゼオ・ローゼンバッハ/Zarathustra
暗い曲関連。
シンフォロックな感じ。
でもタルくない(シンフォロックがタルいということではないけど、シンフォロック風な曲って、やたら大仰なだけで、スカスカな曲もあるので)。
というか疾走感がある。
トム・ニューマン/Faerie Symphony
暗い曲関連。
でも別に暗くない。
いままで聴いた中でも一番クラシカルなロックだなと思うんだけど、いわゆるクラシカルなロックというときに想像されるものとは違う感じ。きっとシンフォニックではない(ような気がする)からかな。
アート・ベアーズ/World As It Is Today
これは暗い曲関連ではないです。
Wintersongsとあまり変わらんが、「The Song Of The Martyrs」ってのが好きだったのでこっちの方が好き。
ゾイケム/Requiem
再度、暗い曲関連。
自分らで作った古代言語で歌ってるらしい。
うーんと、自分で作ったら古代じゃないのでは。
なんかわりと静かな感じかな。静かなマグマ?マグマとチェンバーロックが混ざった感じ?
もったいぶった感じで、あんまり面白くはなかった。
オパス・アヴァントラ/Introspezione
暗い曲関連。でもたぶん、このアルバムじゃなかったような気はする。
狂ったようなピアノの乱打から始まって、でも、あとはわりと普通にフルートとかヴァイオリンとかを使った、綺麗な曲って感じかな。
なんかフォークロアって感じ。
最後の曲はちょっとカッコ良かった。
サン/White 1
ちなみにSunn 0)))のことです。
で。
暗い曲関連。勧められていたのはBlackだったのだけど。
ドローンらしいのですが。
下の方でドゥオーンと音がずっと鳴ってる。ま、それがドローンってことでしょう。その上でなんかおっさんがブツブツ。英語わかりません。
暗いかあ?
こういうのって、どういう摂取の仕方をすると良いのだろう。
なんか、聴いてたら、だんだんイライラしてきた。
Black 1ぐらいは、一応機会があれば聴いてみたいかなあ。
キャメル/Rain Dances
mixiミュージックのキャメルの画像がこのアルバムなので聴いてみた。キャメル節って感じで良いんじゃないでしょうか。
グルッポ2001/L'Alba Di Domani
名前が面白かったので聴いてみた。で、普通にカッコ良かった。ちょっとCDのノイズが辛かったけれど。
いかにもイタリア・シンフォ・プログレって感じですかね。説明になってないけど。でも劇的というよりは、少し、あっさりというか、静かな感じではある。
サグラド・コラソン・ダ・テッラ/Sagrado Coracao Da Terra
ブラジルのプログレバンド。ポルトガル語をたくさん聴くのは初めてでちょっと嬉しい。が、とりあえず、なんか緩い。まあ、シンフォロックってやつかあ。ヴァイオリンがカッコ良かったりはするんだけどね。
ポルトガル語は、なんかスペイン語とイタリア語の中間みたいな感じがした。
だんだん、途中からカッコ良くなってきたけど、まあ、これ1枚で良いかなって感じ。
エスペラント/死の舞踏(紙ジャケット仕様)
あなた、これはカッコ良いですよ。
ヴァイオリンの鳴りが良い。チェンバーロックのロックの部分が増幅されたような感じかな。結構疾走感あるのが気持ち良い。
ボーカルも入ってるんだけど、あまりそれに関しては印象がない。
つーかチェンバーロックというより、弦楽ロックだな、たぶん。
エスペラントって名前がアレだったんで聴いてなったけど、これは拾い物である。
エスペラント/ロック・オーケストラ
というわけで遡って聴いてみたエスペラントのファースト。12人編成。国籍いろいろ。
わりと普通に「ロックとオーケースラの融合」をやってる感じかなあ。
全体を聴いた感じでは、普通以上、すごい未満だった。
PANICSMILE/Grasshoppers Sun
知り合いのバンドであるところの知恵の輪のライブの対バンで見て気になって調べたら、どうやらプログレだということがわかったので、いろいろ迷ったあげくこれを聴いてみた。
で。
もうちょい狂ってるかと思ったが。
姉ちゃんの声は好きよ。
後半はだんだんカッコ良くなってきて、プログレ好きが好きな展開やらコードやら(たぶん)。
でも、もうちょい、って感じかなあ。
Amazonで検索したらこのアルバムは載ってなくて、他のアルバムが上の方に来るから、他のを聴いてみようかね。
ペンドラゴン/Not of This World
ちょっとポンプロックも聴いてみようかと思い聴いてみた。そしたら、いかにもポンプロックって感じだった。説明になってないけど。
一番感じたのは、シンセの音が、デジタルなせいかペラいのがアレ。ポンプロックでは、やはりIQのDark Matterだね。
で、ポンプロックといえばジェネシス風、だと言われるけど、なんとなく、キャメル風な感じもした。どちらもそんなに詳しくないから、見当違いの可能性はある。
「Not Of This World」(曲の方)はカッコ良いな。
全体的に、やたら大仰に盛り上がる感じで、なんというか、音が重くなくてシンセの音がペラいヘビメタという感じ。
とか良いつつ気になるんで、代表作のMasquerade Overtureも聴いてみようと思った。
ペンドラゴン/Masquerade Overture
で、結局買ってみた。
なーんか、ストリングスの音が安い。
で、荘厳なコーラスが聴こえてくるものの、これまた、ちょい安いような気がする。ストリングスのせいでそう思うのかな。
オルガンも音がヘボい。
なんかシンセの音が全体的にヘボいような気がする。いつもはあまり「音」を重視して聴いたりはしないのだけどね。
シンセの音がアレなこと以外は、いかにもポンプで、結構、好きは好き。
5曲目の「Guadian Of My Soul」なんかは、オルガンの音も悪くなくて良かった。
マジェンタ/Seven
どうせポストロックだし、ヘボいシンセの音でジェネシスみたいな感じかなと思ってたら(だったら聴くなという話もあるが)、なかなか面白かった。適度にシンフォっぽいくていまっぽいルネッサンスって感じか?
アシュラ/New Age of the Earth
タワレコ新宿店に「石野卓球が死ぬとき聴きたいCD」とか、なんかそんなポップがあったので聴いてみた。ただし、あくまでもプログレの文脈で。
E2 - E4みたいだった。
気持ち良いです。
この感想、なんか全然プログレの文脈っぽくないけどまあ良いか。一応書いておくと、ドイツのプログレバンド、アシュ・ラ・テンペルが改名したのがアシュラ。阿修羅とは関係ない(はず)。
ナマステバンド/サンデス(SANDESH)
プログレの棚にあったけど、これは単にワールドミュージックだと思う。スワヒリ・ポップの雄 タンザニアン・ビートみたいな意味で。
嫌いではないけど、積極的にすごく好きになるほどのものではなかった。
ラ!ノイ?/ブルー(ラ・ドュッセルドルフ5)(BLUE)(LA DUSSELDORF 5)
1曲目は静かで「は?」と思ったが、2曲目はウィスパーボイスで良かった。ほんと、こういう声好きだなあ。
どっかでクラフトワークの「Autobahn」のリフが使われてるとかそういうことだったけど、よくわかんなかった。
ラナ・レーン/ベスト・オヴ・ラナ・レーン 1995-1999
まあ普通かなあ。ジャニスにはすごい沢山CDが並んでたけど。
女子メタルということで、金切り声だったり、アーク・エネミー風だったりしたらヤだなと思ってたけど、一応それは大丈夫だった。
「Rainbow's End」って曲はキャッチーで好き。
「クリムゾン・キングの宮殿」をやってるんだけど、感情込め過ぎはいけません。
アラン・パーソンズ・プロジェクト/Turn of a Friendly Card
たしかベスト盤のライナーで、解説の人がこのアルバムを名作って言ってたのよね。
でもなあ、アラン・パーソンズ・プロジェクトって、なんか爽やかすぎるんだよな。たまに「はっ!」とするときもあるけど、そういう部分で、心底好きにはならん。
Radioactive
クラフトワーク自体より、クラフトワークのトリビュートが好きなので、これも聴いてみたんだけど、よく調べずに借りたところ、ダブリを抜いたら3曲しか残らず・・・。それがショックであまり内容は覚えてないや。
8-Bit Operators
こちらはチップ・チューンでクラフトワークをやってみましたというアルバム。クラフトワークをやり過ぎてみましたって感じで面白かったのだけど、僕が好きな「Autobahn」のカバーがなくて超ショック・・・。
バラネスク・カルテット/Possessed
今度は弦楽四重奏バージョン。マイケル・ナイマン・バンドのリーダー(たぶん)であるアレキサンダー・バラネスクの弦楽四重奏カルテット。これまた良いです。基本的には4音しか出せないわけだから、どの音選ぶかとかも楽しい。ベースの大事さは、チェロで感じた。
「Autobahn」のイントロがすごい荘厳な感じで、セニョール・ココナッツのプレイズ・クラフトワークとは180度違う感じ。どっちも好きだけど。
途中、ドラムとか使ってる曲があり、そこは残念な感じだったかな。あと、フェードアウトしたりとかも。
「Possessed」以降はクラフトワークのカバーじゃないのかな。よくわからなかったけどそんな気もする。でも、これはこれでカッコ良くて、ロックを聴き慣れた耳(恥ずかしい表現・・・)にも心地良い弦楽四重奏。
クラフトワーク/Ralf Und Florian
で、本家クラフトワーク。初期3部作の3つ目。クラフトワーク本人が自分たちの再発を認めてないやつ。
電気じゃない音(フルートとか)も鳴ってるクラフトワーク、という感じで、思ったほど実験な感じはしなかった。わりとポップな曲とかキラキラした曲もあるし。が、やはり、Autobahn以降の、なんというか、必勝パターンみたいなの(コンセプトアルバム感)はないので、そういう意味では、「ふーん」という感じではある。
ボーナスで「Autobahn」のライブ音源が入ってて、かなり雑な感じで良かった。ライブ感あって。
クラフトワーク/Kraftwerk 1
そしてファーストアルバム。
先入観のせいか、人力テクノに聴こえる。Kraftwerk 2やRalf Und Florianより全然好きだ。
ちょっとマニアックな音のような気もするけど、かなり良いと思う。
フィンチ/Beyond Expression
フィンチと言えばダーウィンですが、こちらのフィンチはオランダのプログレバンド。
どんなもんだろうと思って聴き始めたけど、なかなか展開が激しく変わり感じが良いね。あと、出音も、なんかスマートな感じ。あくまでも、ギターが主体なのかな。
が、他のも聴こうとまでは思いませんでした。
コンラッド・シュニッツラー/Blau
コンラッド・シュニッツラーは一度聴いてみようと思っていたけど、どれ聴こうか迷ってた。そしたらドローンってことなので。
聴いた結果、なるほどという感じ。ずっと電子音が鳴ってる感じ。音に体をゆだねる感じですかねえ。
どうやら色シリーズみたいなんだけど、次の赤が面白そう(これは青)。
コンラッド・シュニッツラー/Grün
1曲目はズドドドな感じ。その上に、なんかストリングス風のシンセ。まあ悪くはない。というか好き。そんな感じ。
コンラッド・シュニッツラー/Gold
色シリーズ最後(本当に最後かどうかは知らんけど、僕が聴いたのでは最後という意味)。
なんかロボ感がする。SF感かも。気持ち良い。
さて、せっかくなんで、色シリーズのジャケを並べておきます。一応、Schwarzもね。
コンラッド・シュニッツラー/CON(紙ジャケット仕様)(PAPER SLEEVE)
で、もうこうなったらということでConシリーズも。
うにょーん。ぶみょんぶみょん。
色シリーズより、リズムが明確って感じか?
3曲目の「Zug」って曲が、スネアの感じが面白かったです。ずっと16分で叩かれてるんだけど(たぶん)、グルーブがあるっつーんでしょうか。
コンラッド・シュニッツラー/CON 2+(紙ジャケット仕様)(PAPER SLEEVE)
ドラムも入ってるし結構リズムが強調されてる感じで、特に1曲目とか、ボーカルが語りっぽいせいで、クラフトワークのTour De France Soundtracksみたいだった。
全体的には、クラフトワーク+D.A.F.みたいな?
まあ、無理矢理、どれに似てるかとか考えても意味ないけど。
曲はわりとどれも短くて、そのあたりは物足りない。
クラスター/One Hour
で、コンラッド・シュニッツラーが以前いたバンド、クラスターの再結成(って別に解散してないんだっけ)アルバム。
あんまりピンと来なかった。音がブヨブヨしてなくてキラキラしてるからかなあ。
メビウス・プランク・トンプソン/Ludwig's Law
クラスターの変な部分担当メビウスと、ディーヴォとかで有名なコニー・プランクと、えーと、えーとあと、トンプソンって誰だっけ?手元のヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック―アルバム500&バイオ38&ディスコグラフィ2000 (Ontomo mook)によると、
テキサス・サイケデリアを代表するグループ、レッド・クレイオラのメイヨ・トンプソン
とのことです。
ポップ、というのともなんかちょっと違うかな。能天気って感じの音楽。楽しい。ボーカルが歌じゃなくて、しゃべりなところとか。
メビウス & プランク/ラスタクラウト・パスタ(RASTAKRAUT PASTA)(紙ジャケット仕様)(PAPER SLEEVE)
そっけない感じが良かった。
メビウス & レンツィーハウゼン/エルザッツ(ERSATZ)(紙ジャケット仕様)(PAPER SLEEVE)
電気で淡々と。でも、気持ち良くなる感じじゃなくて、どこか引っかかりがあるみたいな。奇妙な音、という感じですかね。奇妙とまで書くと、「そこまで奇妙じゃないじゃん」とか言われそうな気はするが。
ローデリウス/Aquarello
こちらはクラスターの叙情担当ローデリウス。実際にソロの音を聴いてみると、なるほどという感じ。
で、使ってる楽器が電気だけではないせいで、なんとなく、(Kluster+Cluster)/2な感じ。
ちょっとだけ、ヘボいイージーリスニングに堕してる曲もあるような気はするが(特に後半)。
アモン・グル/Die Krautrock Explosion
すごいメンツのバンドです。
- ディーター・メビウス(クラスター)
- マニ・ノイマイヤー(グル・グル)
- ユールゲン・エングラー(ディー・クルップス)
- クリス・カーラー(アモン・デュールII)
- ヴェルナー・ディーアマイアー(ファウスト)
- ジャン・エルヴェ・プロン(ファウスト)
ま、なんでしょう、クラウトロック同窓会?
全体的には、思ったより優しい音だったんだけど、「Space Explosoin」みたく激しいものもあった。「Krakatau」って曲も好き。
素晴しい。
なんか、こんなにすごいメンツなのに、全然スーパー・バンドな感じがしないところも良いね。
アモン・デュール/Paradieswarts Duul
上記「スーパー・バンド」の人が以前いたバンド。
邦題「楽園へ向かうデュール」。
なんとまあ、意味のありそうなこと歌ってるよ!あと演奏もまろやか。
以上。
アモン・デュールII/Phallus Dei
そしてそのアモン・デュールが分裂してできたバンド、アモン・デュールII。
リズムなしの即興みたいな、悪く言うとつまんない曲もありつつ、オリジナル・アモン・デュールの曲みたいな、繰り返しのリズムにめいめいがインプロな曲もあれば、次回作のYetiを感じさせる曲もあったりで、結構お得な感じのする1枚。のような気がする。
ちなみに僕は、アモン・デュールIIのアルバムではYetiが一番好き。
ディー・クルップス/Metal Maschinen Musik
アモン・グルの系統だとインダストリアルじゃないだろうということで、まだインダストリアルじゃないころのベスト(たぶん)も聴いてみた。
クラウトロックとテクノを足して2で割った感じ。伝わるかな?
4つ打ちなんだけど、妙にウワモノがマヌケな感じなのが素敵。
ピュルサー/Pollen
Pulsarって書くこのバンド、ずっと「パルサー」だと思ってたんだけど、「ピュルサー」なのね。という部分で興味を持ったので聴いてみました。
タンジェリン・ドリーム+ピンク・フロイドとのことだったがけど、あまりフロイドは感じなかった。
と思ったが、最後の「Pollen」って曲に、フロイドを感じた。フロイドなバックの上にクリムゾンなフルートって感じかな。
あんまりピンと来なかったけど、次のStrands of the Futureが名盤らしいので、もう1枚聴いてみる。
と思ったら、3枚目のHalloweenは「麻薬的な最高傑作」らしい。
全部で3枚(劇伴以外)なので、全部聴くしかないなあ。
ピュルサー/Strands of the Future
なかなか良い感じ。電子音もピコピコと軽いんじゃなくて、なんとなく、クラスター的な、ちょっと深刻な感じがする。
そういう電子音と、アコギの絡みもまた良し。
フランス語のボーカルが切ない。
1枚目よりは、断然良かった。
ピュルサー/Halloween
期待してたほどではなかったけど、まあ良い感じではないでしょうか。ふわふわしてないフロイドって感じ?
デヴィッド・ギルモア/David Gilmour (Reis)
前半、僕の想像するギルモア節がそんなに出てこなかったのでちょっと意外だったのだけど、後半はギルモア節になった。
Absolutely Ambient - The Ultimate Remix Collection
ピンク・フロイドのリミックス盤らしい。オフィシャルなものではないと思う。
で、これが結構気持ち良かった。元曲だとシンセがビヨーンって鳴ってるところに、ドコドコしたドラムが鳴ったりしてて。
ピンク・フロイド/Momentary Lapse of Reason
あまり詳しくないから見当外れかもしれないんだけど、キーボードの比重が多い?ギルモア主導ってことだから、もっとギターが目立つかと思った。
アンジュ/La Voiture a Eau
なかなか大仰で良い。もうちょい展開とか音が激しいともっと嬉しいけど。メロトロン(たぶん)は、綺麗な気がする。
フランスプログレというと、アトールと似た系だと思うけど、アトールより好きかも。
初めてフランス語で「アンニュイ」って言う言葉を聞いた気がする。しかも沢山。なんか嬉しい。
ところで、上のアルバム名のリンク先から行けるAmazonのサイトにあるジャケの写真、このアルバムじゃなくて、「La Voiture À eau」ってアルバムのジャケ写。そんなこともあるのね(Amazonには報告済み)。
ポポル・ヴー/In Den Garten Pharaos
コンピ版(Aguirre: Original Soundtrack)で一部聴いたことあったけど、やっぱプログレはコンピ版で聴くもんじゃない。
1曲目。水の音とシンセのこもった深い音。で、入ってくる、コンガ?このコンガ(たぶん)のプリミティブなビートがなんだかカッコ良い。
2曲目。なんかパイプオルガン。ぐおーんと。曲名がVUHなので、やっぱりここは頑張ってもらいたい。えーと、電気ドラム的な音が乗ってきました。ゆっくりとしたリズム。で、頻繁に入るシンバル。なかなか荘厳で良いですねえ。
ポポル・ヴー/For You & Me
なんか、普通のサントラって感じ。つまり、別に面白くない。なんだろうねえ。
ポポル・ヴー/Die Nacht Der Seele
なかなか暗黒な始まり。良いね。2曲目からは、何曲かの暗黒な曲に挟まれて、ポポル節な爽やかな曲がある。
ポポル・ヴー/Einsjager & Siebenjager + Letz
いつもより、ちょいメロがある感じかな。ま、そんなにないけど。ギターが少し多めです。
で、ライナー読んで驚いたことが。
このアルバムとかHosianna Mantraとかで美しいソプラノを聴かせている「韓国人シンガー」ってのは、実はあの、尹伊桑(現代音楽編で取り上げてる韓国人作曲家)の娘なんだって。
素敵なプログレ豆知識ですね。
ポポル・ヴー/Letzte Tage Letzte Nachte (Dig)
あなた、これまたびっくりしたんだけど、なんと、このアルバム、曲に展開があるよ!
もちろん、普通の感覚で言うと展開してないに等しいんだけど、普通のクラウトロック程度の展開があって。
これはポポル・ヴー的にはすごいことだなあ。
アマロック/Gibra' Ara
と思って別のアルバム聴いたらいまいち。なんか普通に爽やかなトラッドって感じ?構成が、ちょっとシンフォっぽいけど。
Amazonの検索結果にも出ないということは、人気のないアルバムなのかな。てことは、検索結果に出てきたやつは期待できるのかな。
石橋英子+吉田達也/slip beneath the distant tree
PANICSMILEの人(石橋英子)と、いろんなところでドラムをスコーンスコーン叩く人(吉田達也)のユニット。
なんか、面白いような気もするし、つまんないような気もする。微妙に普通のような気もするし、「ぽいなあ」と気もする。
不思議な物件。
思ったよりは、激しくないのね。このふたりだから、もっとやりまくるのかと思ったが。6曲目の「The Invention Of Parachute」とかは、激しかったけど。
トレイ・ガン・バンド/LIVE ENCOUNTER
トレイ・ガンのソロは基本的にものすごくつまらんのだけど、トレイ・ガン・バンドは大好き(というかJoy of Molybdenumがものすごく良かった)。リズムがカッコ良いからかな。タブラが良いんですわ。
で、このアルバムは、まあ、普通だった。そんなときもある。
ユニヴェル・ゼロ/Hard Quest
90年代の作品ってことで、あまり期待してなかったんだけど、良いね!いかにもで。変拍子と不協和音と、そして今回は木管が素敵。
ユニヴェル・ゼロ/Heatwave
再結成前のラストアルバム。何気に聴き忘れてたので。
基本的にはいつもの感じ。でもミュージックコンクレート的というか、SE多し。ライナーには「木管から金管への移行」って書いてあったけど、そんなことないような。
マグマ/レトロスペクティヴIII
ファンクだった。レトロスペクティヴI&IIも聴こう。
マグマ/レトロスペクティヴI&II
聴いた。THEUSZ HAMTAAHK3部作が全部聴けて嬉しい。あと「M.D.K.」のライブも良かった。「M.D.K.」は好きなので、いろいろな「M.D.K.」を聴きたいものだ。ただ、ちょっと気になったんだけど、「M.D.K.」の途中で「DE FUTURA」が聴こえたような気がするのは、気のせいなのかどうか。
マグマ/Concert 71 Bruxelles Theatre 140
初期のライブ。なんというか、片鱗はあるけれど、やっぱりジャズロックって感じかな。
「M.D.K.」がボサノバな始まり方をしててすごい。これだけでも個人的には収穫。
オファリング/Magma Present Offering
で、マグマでMerciを出したあとにクリスチャン・ヴァンデが結成したオファリングの4枚組。
1枚目から3枚目は、わりとジャムっぽい感じが中心で(だった。たぶん)、正直、ちょっと飽きた。4枚目は、現代音楽っぽい雰囲気だった。
あまりピンと来なかった感じ。
Bondage Fruit/II
現代音楽から、ちょっとインプロなロックに入ってきた感じかな?ちょっとポストロックを思わせる曲もあり。
Bondage Fruit/RECIT
一応これが「III」のはず。
初期の現代音楽っぽいのから、だんだんロックっぽくなってきた感じかな。最初に聴いたのがIVだったので、ようやく聴き覚えのある感じになってきたような。
基本線としての、なんていうんでしょう、「電気じゃないトランス」みたいな感じはずっと堅持してる気はする。
バランス的に、1枚目から4枚目の中で一番良いような気がしたのだけど、いろいろ聴きなれたからそう思うだけかもしれん。
タイトル曲は30分弱の大作で、ドラム、ギター、ヴァイオリンと、各楽器が喧嘩してる感じで素敵。
ビル・ブラッフォード・アースワークス/Earthworks
うーん?mixiのビルブラコミュで話題になってたんで聴いてみたのだけど。もうちょい面白いかなと思ったのだがなあ。
でも1曲目は、なかなかドラムの音色とか面白かった。
と思って2度連続で聴いたら、2曲目も好きになった。
こうやって段々好きになっていくのかな?
ビル・ブラッフォード・アースワークス/Dig
あんまりジャズ臭がなくて良いかなと思ってたら、それはそれで、あまり面白くなかったような感じ・・・。
NOVELA/ノヴェラ・ベスト・セレクション'80?'83
ちょっとボーカルのビブラートがキツいな。華原朋美のビブラートは好きですが(関係ないけど)。
で、なんつーか、叙情的ってやつですかね。ロマンチックな感じを全面に押し出した。と思いきや、ベスト盤のせいか、結構いろんなタイプの曲があるな。
つかめない。
しかし、恐しく恥ずかしい歌詞の曲とかあるんだけど・・・。
ボブ・ディラン/Highway 61 Revisited (Reis)
ここから、プログレッシブ・ロック入門に載ってたCDを聴いた結果のコーナー。「ある意味プログレ」的な取り上げられ方をしてたアルバムも含めて。ので、プログレ編で書くのが変なものも、結構あるけれど。あと、抜けとか勘違いもあるかも。
というわけでまずはボブ・ディラン。「Like A Rolling Stone」が当時としては破格の長さだと。
良い曲ですねえ。
ただ、僕のような人には、わりと全部同じ曲に聞こえる。英語わかれば違うんでしょうが。
ヴァニラ・ファッジ/キープ・ミー・ハンギング・オン
カバー集らしい。オルガンが気持ちよくてなかなか素敵だった。が、カバー元になってる曲とかよく知らないので、どのくらいそれが楽しいことになっているのかは、よくわからず。
ビートルズ/Rubber Soul
本にも載っていたけど、以前、まがりなりにもプログレバンドやってて、これを聴いたことがないなんてダメでしょと言われたこともあり、そうかと思い聴いてみた。聴いてみたが、結構な部分をベスト盤で聴いてしまってて、変な気分。
ザ・フー/Who Sell Out
普通に流れ良く聴けました。がしかし、やっぱり組曲形式って英語わからんと辛いかなあ。とりあえず、リック・ウェイクマンのMyths & Legends Of King Arthur & The Knights Of The Round Tableは大好きなんだが。
ザ・フー/Quadrophenia
なんだか良いね。特にベースがカッコ良いような。
ハットフィールド・アンド・ノース/Rotters Club
カンタベリーって感じの音ですねえ。しかし、さすがにこんだけ聴いてると、だんだんカンタベリー大丈夫になってきた。参るなあ(いろいろ聴きたくなってしまうから)。
でも、リチャード・シンクレアのボーカルをすごい誉めてあったけど、そんなに良いかなあ。
キンクス/The Kinks Are The Village Green Preservation Society
Arthurと同じく能天気な感じはしたけれど、こちらの方はリフ感があって良かった。慣れただけかもしれないけれど。
キンクス/キンクス+12
これはプログレッシブ・ロック入門とは関係ないけどキンクスなのでここで。「そういえばキンクスって『You Really Got Me』だった」と思ったんですね。「You Really Got Me」って、初めてのリフ曲という噂を聞いたので。
というわけで、「You Really Got Me」は聴けて良かった。まあ、先にヴァン・ヘイレンの方を聴いてるんで、ちょっとスカスカな感じはあるけれど。
全体的には、やっぱり能天気すぎてちょっとなあ。
ロバート・ワイヤット/Rock Bottom
なんだか不思議なやすらぎのあるアルバム。イマージュみたいんじゃなくて。「Alifie」のサックスが、恐しいほどカッコ良い。
クリアライト/Forever Blowing Bubbles
普通に良いシンフォロックって感じかな。シンセがメインっぽいけど、クラシカルな感じはしない。
エニド/In the Region of the Summer St
良い。スペイン風な曲が面白かった。メロの美しさと、リフのカッコ良さを、兼ね備えたような感じ。
プログレで、よく、ロックとクラシックの融合みたいなことが言われれるけど、そのふたつが、融合せずに、お互いに顔を出すような感じがして、そこが素敵だと思った。
曲は、バラエティーに飛んでる。
アフィニティ/Affinity
ハスキーな女子ボーカル。プログレではないよね、これは。オルガンがカッコ良いブリティッシュロックなアルバムでしょうか。「Yes Man」という曲が、ベースも激しくて一番良かった。良い曲多いです。
グリーンスレイド/Greenslade
Greensladeって、固有名詞だとは知らなんだ。なんかカマキリとかかと思った。カマキリはgrasshopperだっけ。それはバッタか。ああ、mantisだ。sladeは小さな谷という意味だそうです。
さておき。
ツインキーボードの、ジャズロック風な音。ボーカルがちょっとソウルありすぎかなあ。オルガンの音は気持ち良かったけど、そんなにそそられなかった。
ちなみにこのバンドは、Lizard: 30th Anniversary Editionのドラムの、アンディ・マカロックが、グリーンスレイドのメンバーとして参加してる。
ところでアンディ・マカロック、アンディ・マクローチとか書かれたりする場合もあるんだけど、どっちが正しいのでしょうか?Andy McCullochなんですが。
フェアポート・コンヴェンション/liege & lief
トラッド?フォークロック?そっち系。何気にヴァイオリン(フィドルというのかな?) が気持ち良かった。
フェアポート・コンヴェンションって、ジュディ・ダイブルがいたと思うんだけど、いつのことだっけか。
調べ中・・・。
ポーキュパイン・ツリー/In Absentia
プログレッシブ・ロック入門で紹介されてたDeadwingが見つからなかったので先にこちらを。
なんか、ロバフリがこのバンドを好きだという噂を聞いた覚えが。
ピンク・フロイドを、ヘビーロックにした感じというのでしょうか。ピンク・フロイド、というのは、自分でそう思ったというより、人がそう言ってるのを聞いて、「はあ、そうかもねえ」と思ったということ。
結構良いです。
ポーキュパイン・ツリー/Signify
これもプログレッシブ・ロック入門には載ってなかったけど、「メタリカ meets ノイ!」という話だったので聴いてみることに。
なんとなく、言わんとすることはわかる。タイトル曲なんかはまさにその通りで、カッコ良いね。全体的にはそんなにメタリカではないけど。
最後の「Dark Matter」って曲なんかは、わりと綺麗で好きでした。
ジェフ・ウェイン/War of the Worlds
宇宙戦争のCDドラマ。期待以上。「こういうのこういうの」って感じ。キンクスのArthurでもなくて、ザ・フーのTommy (Ac3) (Dol)でもなくて。
ま、趣味の問題だけど。
リック・ウェイクマンから、クラシック臭を抜いた感じかなあ。
カルメン/Fandangos in Space [12 inch Analog]
フラメンコとロックの融合だそうだ。なかなか面白かった。
GSクラシカル・エッセンス
グループサウンズでの、クラシカルな雰囲気を持つ楽曲を集めたコンピ盤。面白いこと考えますね。参加アーティストは以下。
- アダムス
- オックス
- ザ・カーナビーツ
- ザ・ジャガーズ
- ザ・スウィング・ウエスト
- ザ・スパイダース
- ザ・タイガース
- ザ・テンプターズ
- ザ・ハイローズ
- ザ・ハプニングス・フォー
- ザ・ピーコックス
- ザ・ビーバーズ
- ザ・フィンガース
- ザ・ランチャーズ
- デ・スーナーズ
で、アダムスの「旧約聖書」がプログレだという話だったので聴いてみたわけですが。
これはプログレなのか?
そうなのか?
単にオーケストラがバックの曲なんじゃないか?
あと能天気すぎやしないか?
旧約聖書の内容をお話にすりゃそれで良いのか?
なぜ?の嵐ですわ。
ま、ちょっと笑ったから良かったけど。
エマーソン・レイク・アンド・パーマー/Black Moon
結構ハードで、意外と良かった。再結成ってことであまり評判も良くなかったみたいだし、僕も「再結成までは良いや」と思っていままで聴いてなかったし、期待してなかったんだけど。でも後半、ちょっと息切れ(ネタ切れ)した感じではあった。
デヴィッド・ボウイ/Rise & Fall of Ziggy Stardust & Spiders From Mars
声質のこともあって、なんだかやけにドラマチック。「Moonage Daydream」という曲のヴァイオリン(たぶん)が、かきむしるような感じで素敵だった。
しかし、やっぱ英語がわからんと辛いな。
デヴィッド・ボウイ/Ziggy Stardust And The Spiders From Mars: The Motion Picture Soundtrack
で、実は上のを聴く前、間違えてこちらを聴いてしまっていた。こちらはライブ盤。ま、それも良い。
で、なんだろう、もっとニューウェーブなのかと思ったら、意外にギターがカッコ良かったと。
デヴィッド・ボウイ/Lodger
これも本とは関係なし。
ベルリン三部作かと思ったら、三部作ではなさそうである。あまりわからないけど。たしかに、あまり陰鬱ではない気はしたけど。
「African Night Flight」って曲が面白いと思いました。
そこまで臭みのないニューウェーブって感じたんだけどどうでしょう。
ミートローフ/Bat Out of Hell
プログレッシブ・ロック入門関連に戻って。
いわゆるロックオペラ。わりと良かった。多少、能天気な気はするんだけど、キンクスよりは良いような気がした。疾走感ある曲があったからかな。
プログレッシブ・ロック入門シリーズ一応ここで終了。
ミスター・ミスター/ベスト・オブ・Mr.ミスター
クリムゾンのパット・マステロットがかつて在籍していたバンドであるところのミスター・ミスター。
ライナーを見ると、パットがクリムゾンに加入したことは、さほど大したことじゃない感じで書かれていて。普通の人(?)にとってプログレはどうでも良いんだろうなあという温度差がちょっと楽しい。
音は、まああんまり、こういう80年代アメリカンポップスみたいな音って興味ないので、そんなに好きではなかった。「Kyrie」とか、ポップで良いとは思うけどね。
ムーディー・ブルース/Days of Future Passed
ムーディ勝山を見てそういえば聴いてないなと思った、というのは嘘で、Every Good Boy Deserves Favourがあまりにもピンと来なかったので「一応もう1枚」と思って聴いてみた。
なんかまあ、爽やかで良いんじゃないですかね。ぬるい映画音楽みたいだけど。「Lunch Break: Peak Hour」ってのが一番好きだったかな。
レ・オルメ/Uomo Di Pezza
キーボード、ベース、ドラム、のバンド。ELPとは全然似てない。プログレっぽい音で(説明になってない)、なかなか良かった。ただ、ドラムの音(特にスネア)が、あまり好きではなかった。スコーンって軽い音が好きなので。
SBB/W Filharmonii: Akt 1
ポーランドのプログレバンド。ジャズロックってことだったんだけど、あんまりそれは感じなかった。で、何を感じたかというと、あまり何も感じなかった。「何なんだろう、このバンド」という、とりとめもない感じ。ライブ版じゃないものも聴いてみたいんだけど、どれを聴けば良いのかつかめず、まだ結局聴いてない。まあ、ジャズロックそんなに好きじゃないので、どうしても積極的になれないというのはある。
イット・バイツ/The It Bites Album
確か、エイジアのLive in Moscowのサポートが、イット・バイツの人だったような。そんときの「Starless」のギターがあまりに嫌いだったのだが、新しめのプログレも聴こうということで、一応聴いてみることにしたのだけど・・・。
なんだこれ?80年代的な音色が気に入らないのかも。なんか、ものすごく普通な気がするのだが・・・。「Reprise」って曲はちょっと面白かったけど、この曲だけかなあ。うーん。コンピ盤なんか聴いてしまったせいかな。
エックス・レッグド・サリー/Slow Up
名前がわりと好き。内股サリー。ベルギーのバンド。
ジャズロックって話だったからあまり好きじゃないかもと思ったが、なかなか良かった。ブラスな感じのアヴァンギャルド?もっとハードかと思ってたけど、意外と軽かった。なんとなくNaked Cityとかと、感触は近いような?あそこまで速くはないけど。
デュン/Eros
フランスのバンド。プログレマニアなサイトのZeuhl部門で1位だったから聴いてみた。
ライナーには、ジェントル・ジャイアントとかアイランズ(スイスのプログレバンド)とかウニヴェル・ゼロ(ベルギーのチェンバーロックバンド)とかと並ぶみたいな感じで書いてあった。
聴いてみた感じは、ストリングがない(たぶん)チェンバーロックって感じだった。2曲目の「Arrakis」、疾走感あって良い。ドラムとマリンバ(たぶん)とベースが大活躍。
3曲目「Bitonio」、今度は太くて低いシンセな音が心地良い感じ。
4曲目の「Eros 」はフルートとベースのハーモニクスが活躍する導入がカッコ良い。
というわけで全体的に結構好きだったんだけど、このアルバム1枚しか出してないのが残念。
でも、Zeuhlってこういう音じゃないような気がするんだけどなあ。まあ、あんまりわかってないけど。
ジョン・ウェットン+リチャード・パーマー・ジェイムス/モンキー・ビジネス(紙ジャケット仕様)
クリムゾン好きなら聴くべきだが、そうじゃない人には全くオススメできないと、そういう噂は聴いてたのね。デモ音源とか、アウトトラックとかが入ってるCDなので。で、噂には聞いていたが、噂に違わぬマニア音源ぶり。まあ「Starless」のデモ版ば聴けたから良かったかなという感じ。
マサカー/Killing Time
これ、プログレではないような気もするけど、まあ、プログレ文脈で知ったのでね。
フレッド・フリス、ビル・ラズウェル、フレッド・マーの3人による変態バンド。
変態感があって好きな曲もあれば、うーん、という曲もあり。
うーんと思うのは、なんだろう、いかにもフレッド・フリスだなあと思い、別にフレッド・フリスを嫌う理由はないのだが、どうもしっくり来ない。この感想はザッパと同じ。もっともっと聴いていけば変わるのかもね。
ダイス/Dice
なかなか素敵なシンフォロック。スウェーデン産。あまり聴きこんでないのでどこがどう素敵かはうまく言えないけど。
フリップ & イーノ/Evening Star
ちょっとアンビエントっぽくもあり、でもそこにロバフリのギターが絡むのが気持ち良い。まあ、まんまの説明だけど。
しかし昔はこういうの毛嫌いしてたのになあ。最近は大丈夫だなあ。
ロバート・フリップ/God Save the King
本当は「God Save The Queen」っていうアルバムを聴きたいんだけど、どうも入手できないので、その代わりに「Under Heavy Manners」と「The League Of Gentlemen」を編集したアルバムである本作を聴きましたと。
楽しい。
能天気なリズムの上でロバフリ臭ぷんぷんなギターが。いびつで面白い。
リーグ・オブ・ジェントルメンって、いままでライブ盤(Thrang Thrang Gozinbulx)しか聴いたことなかったのだけど、スタジオ盤を聴けて良かった。ライブのドンシャリで大味な感じも好きなんだけど、特にキーボード、スタジオ盤の方が細かいことやってて楽しい気がするね。
デヴィッド・クロス/Exiles
元キング・クリムゾンのヴァオリニスト、デヴィッド・クロスが、クリムゾンの「Exiles」を(セルフ)カバーしたアルバム。
ということは前から知ってたんで、どうせナツメロになってるんだろうと思い、聴いてなかったんだけど。
これが良い意味で期待外れで、なかなか良かった。「Exiles」はクリムゾンのとはまた違った感じで、ちょっと軽かったりするんだけど、そういう解釈もアリなのかと。ボーカルもオリジナルと同じジョン・ウェットンなのにね。
全体的に、変拍子の曲はリフがカッコ良いし、エレキヴァイオリンとアコースティックヴァイオリンの違いが楽しいし、一瞬クラウトロックっぽい(か、ポストロックっぽい?)ニュアンスもあったりして良いですよ。
キング・クリムゾン/コレクターズ・キング・クリムゾン vol.10
Live In Warsaw 2000のインプロ(Warsaw)と「The Deception Of The Thrush」が良かったのと、Live In Brighton 1971で、「Islands」のライブ版が聴けたのが良かった。
USA (紙ジャケット仕様)の元ネタがLive In Asbury Park 1974として収録されてるのもマニア的には嬉しいやね。エディ・ジョブソンの音に差し替えられる前の、デヴィッド・クロスのヴァイオリンも聴けるし。
ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター/THE LEAST WE CAN DO IS WA
ジャケ↓がえらいカッコ悪いので聴くのを避けてた。
ヘビーではないけどダークでけっこう良かった。特に3曲目の「White Hammer」と、6曲目の「After The Flood」が出色の出来。
VdGGはH to He Who Am the Only Oneが一番好きだけど、その次ぐらいに好きかも。
ヘンリー・カウ/Western Culture
そういえばヘンリー・カウでこれだけまだ聴いてなかった(ライブ盤を除く)と思ったので聴いた。
ヘンリー・カウは「嫌いではないんだけどどうも苦手」という感じだったのだけど、これはわりと気に入った。楽しく、かわいく、カッコ良いチェンバーロック。
ヌー/Cuentos De Ayer Y De Hoy
スペインのプログレバンド。
ヴァイオリンやフルートと、ハードロックなギター。70年代クリムゾン+ブラック・サバスというアオリだった。
なんか、わりと、ヴァイオリンやフルートの担当するクラシカルテイスト部分と、ギターとシャウトな(ラッシュっぽい)ボーカルが担当するハードロックな部分が、ちぐはぐな気はする。でも、そこが面白い気もする。
アルバムの後半は、なんかなじんで聴こえる。耳が慣れただけかな。
キース・ティペット/Blueprint
狂ったようなピアノという話をプログレコミュで聞いたので。ジャズはあまりわからないけど、フリージャズならまだわかるかなと。
で、あまり狂ったようなピアノ感じなかったけれど、リズム隊、特にベースが良い感じだった。即興演奏のようなので、まとまりみたいなのがあまりなくて、そういう意味では、ちょっと物足りないアルバム。
フループ/Modern Masquerades (Jpn)
ディスクユニオンのプログレッシヴロック館のメールマガジンの会員なのだけど、そのメールマガジンで紹介されてたので聴いてみた。アイルランドのプログレバンド。このアルバムはラストの4枚目。ちなみにイアン・マクドナルドがプロデュース。
美しいとの噂だったんだけど、なるほどという感じ。キャメルとか好きな人が好きなのかなと。もうちょいギターのチョーキングが効いてれば良いのにと思った。ヴィブラフォンがちょっと新鮮だった。
もう1枚ぐらい聴いてみようと思った。
フループ/Future Legends
というわけでファーストアルバム。やっぱり、一般論として、一番面白いのはファーストだと思うので(次はサード)。
どこかでフループはフォークロックだという意見を見た覚えがあるのだけど、それもなんか違うような。なんだろう、何やりたいのかよくわからないというか、シンフォっぽくやろうとして、いまいち大仰になりきれてないというか。嫌いでは全然なくて、なんかそのニュアンスが良い感じ。オープニングの、ヴァイオリンな曲でクラシカルに攻めるかと思えば、どうもいまいち、クラシカルになり切れてないところとか。
June 1st 1974
ブライアン・イーノやら、ケヴィン・エアーズやら、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのニコやらが一堂に会したライブのCD。
「The End」は、やっぱりジム・モリソンかな。メンツ的にすごいのだろうけど、あまりよく知らない人ばかりなので、よくわからなかった。なんで衝動買いしちゃったんだろうなあ。
バナナ/影法師
アルゼンチンのプログレバンド。原題は「Aun Es Tiempo De Soñar」。
こどもの日に買ったCD。プログレとかのCDは後回しにしててせいで、随分前に聴いたCDの感想をいまごろ書くことに・・・。
で、わりと静かな感じのシンフォニック・プログレって感じ。ギターとキーボードが中心の。ちょっとフュージョンぽいニュアンスも。すごく良かったとは言わないけど、聴けて良かった。
ブブの方が好きですが。
キャスト/Al-Bandaluz
上のバナナのCDを買ったときに同時に買った、メキシコのプログレ。買ってみたら2枚組。キーボード主体のシンフォロックかなあ。
正直、あまり感じるところはない。
何回か聴けば違うかもしれんが。
イングランド/Garden Shed
聴きたいけど見つからないなと思っていたら、ヤフオクで韓国盤が出品されていて、安かったので買った。たぶんみんな的には韓国盤ということで敬遠されてたんだろうけど、僕はむしろ嬉しかった感じ。解説とか当然ハングルだし。で、韓国語でプログレッシヴ・ロックのことは「プログレシブ・ロッ」みたいな感じの発音になるみたい。
さておき。
英国風な感じのするシンフォロック。さっきからシンフォロックばっかだけど。で、「英国風」という部分はバンド名のせいでそう感じてる可能性高い。
うんと、ものすごく印象的かというと、とりあえず1回聴いたとことでは、そうでもない。
最後の「Poinsoned Youth」って曲は、弾きまくってるという意味ではなくけど、なんとなくリズム隊が印象的で、結構好きだった。
キングダム・カム/Galactic Zoo
あっちの方のキングダム・カムではなくて、アーサー・ブラウンの方。
劇場型ということでボーカル革命だったらしいです。
うーんと、ちょっと展開の激しいハードロックって感じで期待外れではある。。
ABWH/イエス・ミュージックの夜 [DVD]
CDじゃなくてDVDだけど音楽モノなのでここで。
まず、「ロンリーハート」がアコースティックバージョンなのがびっくり。メンバー(BとWとH)がやりたくなかったに違いない。バックはサポートの人たちが演奏してた。
でもThe Yes Albumの曲をリック・ウェイクマンが弾いたりはしてたから、ビルブラが偏狭ってことなんかな。まあどうでも良いけど。
内容は普通に楽しかった。それぞれのソロみたいなコーナーもあるしね。ジェフ・バーリンを、ちょっと見たかったんだけどあまり映らなくてそれが残念だったけど。
PVのヘボさに笑った。
こういうのを見てると、アリとキリギリスの話を思い出してしまう。若いうちに頑張った方が良いよってことで。