萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

日本語の本を探して

ある日のこと、インド人の友人からメールが。「日本語の基本的な対義語が載ってるサイト知らない?暑いと寒いみたいな」。彼は日本語を勉強中で、まだひらがなやカタカナを多少読める程度。会話等も「こんにちわ」とか「ありがとうございます」とかぐらい。勉強熱心な人なのでたまに質問が来るのだが、今回の質問はなかなか難しい。対義語。つまり、はんたいことば。だって僕はネイティブな日本人なので、そんなものは小学校で卒業しているわけである。「知らない。だって僕は日本人だからそういうサイト使うことないのよ」というような返事したところ「あっ!そうかー!」との返事(笑)。

でもそれだけじゃ何なので、日本語の本を一緒に探しに行くことにする。

新宿での待ち合わせに30分ほど遅刻し(ダメじゃん)、新宿でお互いを発見するのに10分ほど費し(これもまたダメ)、ようやく向かった紀伊国屋書店の洋書売場。まだ初級コースなので「Kanji Maniacs」みたいな本はやめておいて、ひらがなやカタカナ、初級の漢字が載っている本を探す。あと、文法も。やっぱり大人になってからの外国語学習は文法大事よね、ってことで。いろいろな本を見ながら「ひらがなもカタカナも、漢字からできたの?へー?」とか、「昔は、ひらがなも、いまみたいに各音について1種類じゃなかったんだよ」とか。いろいろ悩んだ末に『GENKI: An Integrated Course in Elementary Japanese [ Textbook I ]』を購入。ざっと見た限り、バランスが一番良さそうだったので。これで彼が日本語できるようになると、僕がラクなので嬉しいなー。

ところで、この友人はもうひとりインド人の友人を連れてきていて、その人はシティバンクのプログラム書いてる人だったのだけど、「プライベートバンク部門は日本市場撤退だからいま準備してるんだよねー」とか言ってた。おー、ニュースで見た話だ。

買い物後、お茶でもしようと思ったのだけどどこも満杯。仕方ないので自販機でジュース買って(おごってもらった)立ち話しながら飲んだ。

まるで中学生である。「参考書買いに行くから一緒いかなーい?」「えー?いーけどー」「ジュース飲むー?」「飲むー」的な感じで。