萩萩日記

世界に5人くらい存在するかもしれない僕のファンとドッペルゲンガーに送る日記

恵比寿のお立ち寄りの際は・・・

わたくしが通っております版画教室、恵比寿の駅ビルの中にございまして、で、今日、なんかそのカルチャーセンター(よみうりカルチャー恵比寿)の廊下に版画を飾らせてもらったのですね。

前も書いたことあるQRコードのやつとか、

非常口のピクトグラムが「マテー」とか「ニゲロー」とか言ってるやつとか、

日経の株式欄の上で奇妙なフォントが経済の足音を立ててるやつとか(ほら僕、社会派だから)、

そういうのが見れます。

つか、僕のはこの3点だけですが。

同じ教室の小池さんの大仏の版画がすげえカッコいいんで、おヒマな人はぜひ。

と、書きながら思ったんだけど、カルチャーセンターの生徒以外の人、入れるんかな。ま、きっと大丈夫でしょう。

ちなみに今月いっぱいです。

ではー。

世界を変えるデザイン展のレセプション的なものにお邪魔してきたよ

たぶんレセプション的なものではなくレセプションそのものなんだけど。

とりあえずこれは何の展示かといいますと。公式サイトから適当に引用すると・・・。

先進国におけるデザインは、世界総人口のほんの10%を対象にしているに過ぎません。これからのデザインは、その他90%の人びとのニーズに目を向け、彼らの生活水準を向上させ(略)

1日の平均収入が2ドル以下の発展途上国の人びとに対して、デザインができることは何か。

なんか面白そうではあるものの、「えー、啓蒙主義?」と思ったり(意味を誤解してる)、「ソトコト度が高かったらイヤだな」とか思ったり、少し不安な気持ちで出かけたのですが、これが面白かったです。

まず良かったのは、入口のところに図示されていた、たとえば世界各国の識字率や携帯電話の普及率。ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法の好例がこんなところにって感じの、非常にクールな見せ方でした。カッコイイ。

で、肝心のプロダクトたち。

いろんなプロダクトが置いてあったのだけど、そのほとんどに値段が書いてあったのがまずは印象的だった。5ドル〜10ドルとか書いてあって、「へえ、けっこう安くできるんだね」とか思った瞬間、「あでも、1日を2ドルで暮らさないといけないんだった・・・」とか思ったり。

100ドルノートPCとして有名なXOの実物も置いてあって「おお!」てな感じ(このあたりで写真とか見れる)。

一番面白い商品だなと思ったのは、Adspecsという自分で度を変えられる眼鏡。

単純にデザインがかわいいと思ったのが、d-light Kiranという太陽光充電のLEDライト。

シュールだなあと思ったけど笑ってらんないのがインド(たぶん)のすごろく。良いコマには「みんなが学校に行って勉強する」とか「健康に暮らせる」とか。悪いコマには「重い荷物を運ぶ仕事をした」とか「背骨が曲がってしまった」とか、あと、「危険な溶接工場の仕事をした」とか。淡々としててリアルっぽいのが怖い・・・。

他にも、殺虫剤が織り込まれた蚊帳とか、太陽光で料理するための装置とか、水を浄化するストロー的なものとか、面白いものがたくさんでした。

だからみんなも見るといいと思いまーす。

あ、ソトコト度は高くなかったです(ソトコト好きなひとゴメン)。

追記。

で、日記書く前にあえて見るのやめとこうと思ったDKの書評を読んでみた。ああ、なるほど。でもたぶん、「魚のとり方を教える」的なことなのではないのかなあ。

しかし、これらのデザイン、よく見ると、残り90%の人々には作れない要素が必ずどこかにあるのだ。

とあるけど、とりあえず10%の人たちからの提案としてはこれで、そんでもって、あとは90%の人がそれを参考にしながら作ったり考えたりした方が良いんではないだろうか。10%の人がそれをできると思う方が傲慢な気が。あと、ある程度キャッチーにして、それこそソトコトな人(ごめん)の目に触れたりした方が、トータル的には良かったりしてとか思ったりも。

ま、よくわからんけどね(あえて結論を出さないようにするスタンスということで)。

第63回日本アンデパンダン展に参加しております

ちょい前に作ったQRコードの版画製品ロゴなどで作った元素周期表、せっかくだしなと思い、現在六本木は国立新美術館にて開催されている第63回日本アンデパンダン展に出品いたしました。

・・・。

美術2だった僕がなんて勇気りんりんぶり・・・。中2のときの担任の井上先生(美術)は何て思うんだろう・・・。

ま、アンデパンダンなので、無審査なんですけど。

近所の人とかは気が向いたら観に行ってみてくださいね。

開催は3月17日(水)から3月29日(月)までで、3月23日(火)が休館日。10時から18時まで(金曜は20時まで)だそうです。有料みたいなんだけど、言ってもらえれば招待状をお渡しできます。

ちなみに周期表のやつは、応募規定に「ガラスの額はダメよ」って書いてあったんで、搬入の日の直前に作り直しました。

では、よろしくどうぞ。

五美大展に行ってきたよ(承前、ではなくてプロローグ)

というわけで日曜日に六本木は国立新美術館へ五美大展を見に行ってきました。正式名称は東京五美術大学連合卒業・修了制作展。「教育効果と学生の制作意欲の向上を目的として始められた、東京五美術大学多摩美術大学女子美術大学東京造形大学日本大学芸術学部、武蔵野美術大学)の美術系学科による卒業・修了制作展」だそうです。

いつもはひとりで平日に行くんだけど、今回はお友達とふたりで。日曜だから混むかなと思ったらそうでもなかったのと。お友達とペース合わせながら見たのでいつもよりゆっくりペースで見ることができ、「タイトルもコミで見ると面白い作品がある」ということが発見できました。

で、気に入った作品について感想メモを書きたいんだけど、ちょっと時間がないのでそれはまた今度。とりあえず去年もやった「untitledな作品のネームプレートだけを並べた写真」を貼っておきます。今回は「無題」とかも混ぜてます。

28日までやってるんで、みんなも見に行くといいと思う。

芸祭(美大の学祭)をハシゴしてきました

Twitterでフォローしてる人に武蔵美(武蔵野美術大学)の人がいて、その人が芸祭のことをつぶやいてたので行ってみることにした。なんか面白そうだったし。ちなみにTwitterでフォローしてる武蔵美の人については、その人の本名とか学科とか全然知らないので、今日もその人の作品を見れたかどうかは知らない。あと、たしか多摩美(多摩美術大学)も同じような場所だったっけかと思ったので多摩美もハシゴ。

まず多摩美に行ったんだけど、その前に橋本駅(多摩美の最寄り駅)のサティでセルフレジ体験。店員さんがレジを打ってくれるんじゃなくて自分でバーコードリーダーに商品をかざして計算するのです。ちょい緊張したし、最初やり方わからなくて店員さんに質問したりしたけど、一応できた。IT化に伴う顧客の従業員化の流れとしては良いのではないでしょうか(と、なんとなく書いてみた)。

さて多摩美。バス停に結構人が並んでいて最初のバスには乗れず。2台目のバスで辿りついた多摩美は、なんだか広くて綺麗でびっくりした。芸祭とかいうから、すごい芸術が爆発してる感じかと思ったら、そんなでもなかった。わりに普通の学祭の感じ。でも、小さいアート作品とかを売ってる人がたくさん道にいて、美大感はあった。

どこを見るか特に決めもせず、あとパンフも面倒だからちゃんと読まずにぷらぷらと歩く。で、目についた展示を適当に見る。

写真を撮っても大丈夫そうだったので、以下、気に入ったものをいくつか載せときます。載せちゃダメだったら言ってください。

佐藤真実さんの「Leciel et la mer」の中のひとつ。線で描かれた抽象画。写真で撮っても、何のことやらわからんと思うが。あと、携帯で撮ったんで、画質もアレだけど。でも、やっぱこういうのは好きだなあと思いました。

保谷さゆりさん「みんないいこ」。みんないいこだなって思いました。あと、なんでこの色に分けたんだろうとか思った。

河野千種さん「アメノチハレ」。写真だとわかりにくいと思うけれどガラスなのねこれ。固いはずなのにやわらかそうで良かった。ガラスだから当たり前だけど、透明感もあって(でもガラスで作ったからって透明感が出るとは限らないと思う)。

大木詩織さん「2次元立体」。他の作品も写ってしまってるけれど、針金(たぶん)で作られた立体。いろんな人たちが並んでるうしろに、座ってる人がひとり。立体なので、周囲を見て歩くんだけど、そんときの線の入り交じり方が好きだった。

さて、実は多摩美に到着直後、偶然多摩美卒業生の友達からメールが。なので「いま多摩美の学祭来てるんだよ」とか返事したら図書館がスゴイとのお話。ので、最後に寄ってみた。

まず外観。

残念ながら今日は休館日だったらしく、図書館自体には入れなかったけれど、建物の中には入ることができて、で、床が微妙に斜めになってるのが「うおう」という感じで素敵だった。坂道に建ってるんだけど、あえて坂のママにしてるんでしょうね。

で、入れなかった図書館スペースは以下。

なんかキレイでしたよ。

以上、多摩美

続いて武蔵美へ。

これまたバスで行くのだけど多摩美よりもバスに揺られる時間が長かった。20分ぐらい。

そんで着いた武蔵美の芸祭は、多摩美よりも学祭な感じだった。よく考えたら学祭というものにあまり行ったことがないので想像も入るんだけど、なんというか、模擬店が多い感じというでしょうか。食べ物の匂いが食欲をそそりました。

あと、武蔵美多摩美と同様、適当に見て歩いたから偶然だとは思うんだけど、多摩美よりも武蔵美の方がポップな感じがした。多摩美の方が、ファインアートに近い感じ。好き嫌いでいうと多摩美で見たやつの方が好きだったけど、武蔵美の方がお金にはなりそうな気がした(笑)。

こちらも、いくつか気に入ったものを。

草野明日香さん「Permeate 3」。写真のせいで質感がまったく出てませんがシルクスクリーンらしい。なんというか、能天気なロスコって感じで楽しかった。数点同様の作品があったうちのひとつ。

内堀麻美さん「MONO MANE」。名前のメモ用に撮った写真がブレてたんで名前間違ってるかも。さておき、使いかけの消しゴム(もしくは、使いかけの消しゴムのように見える作品)が並べられた作品。意味はよくわかんないけど、なんかかわいくて好きだった。キュートでポップな感じ。

渡部学さんの「MANABU TOY」シリーズのひとつ、「イシバシ ver.石もどき」。これもメモの写真ブレてたんで作品名とか間違えてたらごめんなさい。知育玩具のフリをしたアート作品(だと僕は捉えた)。これは石橋の構造をわかりやすく示したもの。これもかわいいなと思ったので。

片桐春香さんと小塚萌美さんの「寄生ガイネン」から2点。こちらは部屋が暗かったせいで名前のメモの写真から名前が読み取れなかったけれど、作品名で検索したら今回の芸祭のサイトにこの作品のページが見つかった。「Untitled」とかいう作品じゃなくて良かった。

さておき、僕らがいつも見なれてるモノは、見方を変えると別のモノになりませんか的な作品(たぶん)。特にCampusのノートの方は、写真ではわからないと思うけれど、ロゴの上を糸(?)で塗って(?)あるんですね。「?」ばっかりだけど。

と、だいたいこんな感じでしょうか。

なんか「写真ではわからないけど」というのが我ながら多かったんだけど、やっぱり、こういうのは生で見るのが良いってことでしょうね。

そんで今回初めて芸祭、つまり美大の学祭に行って一番思ったのは、ええと、うまく言えないので誤解される気もするけれどあえて書くと、「美術を勉強するのに、こんなに大きくて広い場所と建物があるなんて!」ということでした。いままで話には美大の存在を聞いたことがあり、美大卒のお友達やら知り合いやらも何人かいるわけですが、実際に目にしてみると、「こんなにたくさんの人が美術を勉強してるのか!」というのが、かなり僕としては驚きでした。元々美術が嫌いで、高校生になって一番嬉しかったのは美術と書道の授業がなくなったことだったので、その美術を勉強するためのこんな立派な場所があるということが、新鮮に感じたわけですよ。自分が東大という、ある意味「実利的な」大学に行ったからそう思ったのかもしれん。まあ、美大だとイラストレーターとか漫画家とかの道もあるわけで、東大で印哲に行っちゃうよりはよほど実利あるとは思うけれどね。えへへ。

とにかく、学祭、行って良かったなという話でした。

製品ロゴとかで元素周期表を作ったよ

本題の前にちらっと宣伝。10/31にライブやるので来てね。

f:id:hagihara:20200602081743j:plain

さて本題。タイトルに全部書いてますが、こないだいろんな製品のロゴとかの写真で元素周期表を作ってみたのでそのご報告です。

まずは全景。全景だけはクリックすると大きいのが表示されます。あんまりキレイな写真じゃないのはご勘弁を。

f:id:hagihara:20200602082022j:plain

額の中に理科年表からコピーした元素周期表が貼ってあります。で、その額のガラスの上にプリクラサイズのシールでいろんな製品のロゴ(など)が貼ってあります。テーマは「The World Full Of Products」。つまり「製品でいっぱいの世界」。なんか、ぽいかなと思って。

それぞれの部分を拡大というか接写したやつを以下に。

まず、水素とかリチウム、ベリリウムとかの左上のやつ。

f:id:hagihara:20200602082106j:plain

右上のヘリウムとかホウ素とか、あとアルゴンとかも。

f:id:hagihara:20200602082123j:plain

カリウム以下4列目から7列目までの左の方。

f:id:hagihara:20200602082140j:plain

遷移金属あれこれ。

f:id:hagihara:20200602082200j:plain

遷移金属の残りから窒素族まで。

f:id:hagihara:20200602082217j:plain

窒素族ももう一回写っちゃってるけど、酸素族、ハロゲン、希ガスの残り。

f:id:hagihara:20200602082234j:plain

ランタノイドアクチノイドその1。

f:id:hagihara:20200602082252j:plain

ランタノイドアクチノイドその2。

f:id:hagihara:20200602082308j:plain

その3。

f:id:hagihara:20200602082327j:plain

で、最後。ランタノイドアクチノイドの最後の方。

f:id:hagihara:20200602082343j:plain

まあ、だからどうしたって話ではありますが(笑)。

ちなみに母音が入ってるやつはわりと探すの簡単だったんだけど、子音2文字のやつは大変でした。一番最後まで苦労したのはHf(ハフニウム)です。

では最後に、気になってる人もいるかもなんで、各元素に何の写真使ったか書いときます。気が短い広報の人とか法務の人とかが見ませんように。

1 H 水素 HMVのロゴをお店で撮った
2 He ヘリウム シェルのガソリンスタンド
3 Li リチウム ライオンのキレイキレイ
4 Be ベリリウム カルビーじゃがりこ
5 B ホウ素 ブルボンの何かのお菓子
6 C 炭素 C.C.Lemonのペットボトル
7 N 窒素 NHKの受信料払ってますよシール
8 O 酸素 マルイのキャッシングの何か
9 F フッ素 ケンタッキーフライドチキンのお店の看板
10 Ne ネオン イオニアのロゴ。たぶんヨドバシのエスカレーターあたり
11 Na ナトリウム ナムコのロゴ。どっかのゲーセンにて
12 Mg マグネシウム 資生堂のMG5っていうブランドのスキンクリーム
13 Al アルミニウム 東ハトオールレーズン
14 Si ケイ素 電子ピアノについてたカシオのロゴ
15 P リン 自販機の缶の後ろにあったポッカのロゴ
16 S 硫黄 スタバの看板
17 Cl 塩素 クリーニング白洋舎の看板
18 Ar アルゴン 銀座のブルガリの看板
19 K カリウム クリネックスティッシュの箱
20 Ca カルシウム カルピスソーダの缶
21 Sc スカンジウム ジャスコの店内案内図
22 Ti チタン 銀座のティファニーの看板
23 V バナジウム VC-3000のど飴の袋
24 Cr クロム 森永のクリープの袋
25 Mn マンガン ファイブミニの瓶
26 Fe どっかのギター屋のフェンダーの看板
27 Co コバルト スカッとさわやかコカ・コーラの缶
28 Ni ニッケル ナイキのスニーカー(子供用)
29 Cu カップヌードルオリジナル
30 Zn 亜鉛 アマゾンのダンボール箱
31 Ga ガリウム 東京ガスの領収書
32 Ge ゲルマニウム ビッグエコーの看板。たぶん新宿
33 As ヒ素 アスクルダンボール箱
34 Se セレン セコムのシール
35 Br 臭素 ブラザーのプリンターの何かの箱
36 Kr クリプトン クラフトのパルメザンチーズ
37 Rb ルビジウム オルビスの看板。たしか越谷のイオンレイクタウン
38 Sr ストロンチウム シュアーのマイク
39 Y イットリウム ヤマハの看板。バイクとかの方
40 Zr ジルコニウム 三ツ矢サイダーオールゼロのペットボトル
41 Nb ニオブ ニューバランスの箱かなたぶん
42 Mo モリブデン ドコモの看板
43 Tc テクネチウム スウォッチの看板。渋谷駅だった覚えが
44 Ru ルテニウム スーパーマルエツの看板。こちらもイオンレイクタウン
45 Rh ロジウム リットーミュージックリズム&ドラム・マガジンの表紙
46 Pd パラジウム 青山のプラダ。僕の他にも写真撮ってる人がいた
47 Ag 小悪魔ageha。コンビニで買った。恥ずかしかった
48 Cd カドミウム マクドナルドの看板
49 In インジウム パソコンか何かの箱に貼ってあったインテルのロゴ
50 Sn スズ 雪印の6Pチーズ
51 Sb アンチモン ソフトバンクショップの看板
52 Te テルル ロッテリアの看板
53 I ヨウ素 まだThinkPadIBMのものだったころのIBMのロゴ
54 Xe キセノン マクセルの電池。ちなみに9V。ちなみベース用(アクティブだから)
55 Cs セシウム アシックスの靴の箱
56 Ba バリウム バンダイのプラモの箱
57 La ランタン ローソンの看板
58 Ce セリウム まんなか吸収センターイン。さすがに自分では買えないので妻に買ってきてもらった
59 Pr プラセオジム サントリープロテインウォーター
60 Nd ネオジム ヨドバシの壁にあった任天堂のロゴ
61 Pm プロメチウム ampmの看板
62 Sm サマリウム PASMO
63 Eu ユウロピウム 西武百貨店の入口の上にあったネオンサイン
64 Gd ガドリニウム iPhoneアプリDig Dug REMIXの画面
65 Tb テルビウム JTBの看板
66 Dy ジスプロシウム ザ・ボディショップの看板
67 Ho ホルミウム ホンダのバイク
68 Er エルビウム スタインバーグのCubaseの箱
69 Tm ツリウム タカラトミートミカタウンの郵便局の箱。ちなみに組み立てたものはこちら
70 Yb イッテルビウム サイボウズのサイトが写ってる液晶モニタ
71 Lu ルテチウム LUSHのお店の壁。たぶん
72 Hf ハフニウム 長府製作所ショールームの看板
73 Ta タンタル タバスコ
74 W タングステン ウイダーinゼリー
75 Re レニウム シャキッと元気!リアルゴールド
76 Os オスミウム サントリーBOSSの缶。たぶんカフェオレ
77 Ir イリジウム キリンのビールの缶。ビール飲めないので詳しいことはよくわからない
78 Pt 白金 リプトンの紅茶のパック
79 Au auの箱
80 Hg 水銀 ガンプラのHGの箱
81 Tl タリウム ネスレキットカットの袋
82 Pb TOPBOYっていう中古ゲームショップの看板
83 Bi ビスマス ビオレの洗顔
84 Po ポロニウム iPodの箱
85 At アスタチン どっかの案内板にあったイタリアン・トマトのロゴ
86 Rn ラドン 東ハトキャラメルコーンの袋
87 Fr フランシウム 明治製菓のFranの箱
88 Ra ラジウム チキンラーメンの袋に書いてあったRamenって文字
89 Ac アクチニウム コーチの看板。たぶん銀座
90 Th トリウム 女子に大人気のビッグサンダーチョコレート
91 Pa プロトアクチニウム Pascoのパンの袋。たぶんジャムパン
92 U ウラン ディスクユニオンのエコバッグ
93 Np ネプツニウム 大日本印刷のロゴ。たしか街角の証明写真の機械の横にあった
94 Pu プルトニウム コクヨのキャンパスノート。6mm×21行。48枚。ノ-221B
95 Am アメリシウム キャメル(たばこ)の箱
96 Cm キュリウム 新宿三越アルコットの案内板にあったアクメっていうステーショナリーショップのロゴ
97 Bk バークリウム リーボックのウォーキングシューズのかかとの部分
98 Cf カリホルニウム マックフルーリー。何味かは忘れた
99 Es アインスタイニウム エッソの旗
100 Fm フェルミウム ファミリーマートの看板
101 Md メンデレビウム うーんマンダム
102 No ノーベリウム 吉野家の看板
103 Lr ローレンシウム 富士フィルムアルカリボタン電池LR1130
104 Rf ラザホージウム 原宿かどっかの洋服屋の店先の看板にあったSUN SURFのロゴ
105 Db ドブニウム レッドブルの缶
106 Sg シーボーギウム セガのゲーセンの入口のマット
107 Bh ボーリウム ロッテのプチブッセ
108 Hs ハッシウム H.I.S.の看板
109 Mt マイトネリウム Chaumet(ショーメ)の看板
110 Ds ダームスタチウム タワレコの袋
111 Rg レントゲニウム コルグのリハーサルスタジオのポスター

以上です。

えー、せっかくなんで、最後に元素の楽しい本の紹介をしてこの日記を終わります。ではまた。

元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS

元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS

QRコードを版画にしてみたよ

という本題に入る前に告知。10/31はガールポップ(おっさん付き)であるキャラメル・コヨーテのライブがあります。観に来てね。

さて。

お友達の版画家である中田真央さん版画教室(ポートの関係で見れない人はこちらからたどってください)をやってて、僕はなんとなくそれに通ってるんですが、先日その教室でQRコードを版画にしてみたのでそのご報告です。ちなみに教室でそんなことやってるのは僕だけで、他の方はちゃんと風景だったり動物だったりを彫られてます。念の為。

最初に完成品を見せた方が良いですかね。これです。

f:id:hagihara:20200602080132j:plain

では、手順を。

まず、QRコード作成サイトでQRコードを作ります。どこで作ったのかは忘れたけど、たぶんこことかです。ちなみに「QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です」という言葉を書かなくてはいけないので載せておきます。

できたQRコードがこれ。

f:id:hagihara:20200602080854g:plain

QRコードは印刷しておきます。あとでわかりやすいようにグリッドを入れてみました。版画の場合、鏡像つまり裏から見た絵の形に彫って、それを刷って正面の絵ができるという風になるので、鏡像も印刷しておきます。元の絵も一応参考までに印刷しておきました。

f:id:hagihara:20200602080914j:plain

鏡像だけだとこんな感じ。

f:id:hagihara:20200602080938j:plain

本来版画を刷る場合は、トレペとかを使ってこの鏡像を版木に転写して彫ってくんですけど、今回のQRコードの場合は単純に格子の状態が同じであれば良いので、木に直接升目を書いて彫る部分にだけ印を付けることにします。

まず横線。ちょっとぐらい汚れても気にしない。

f:id:hagihara:20200602080959j:plain

続いて縦線。

f:id:hagihara:20200602081013j:plain

で、彫る部分(最終的に白になる部分)にバッテンを付けていきます。

f:id:hagihara:20200602081028j:plain

印を付け終わったらおもむろに彫ります。まずは周囲から(簡単そうなので)。

f:id:hagihara:20200602081049j:plain

黙々と彫り進めていきます。

f:id:hagihara:20200602081105j:plain

外に開いている部分がほぼ彫り終わったので少し休憩。

f:id:hagihara:20200602081129j:plain

今度は閉じている部分も彫ります。一箇所でも間違えるとQRコードとして認識されなくなるので、何気に緊張します。

f:id:hagihara:20200602081151j:plain

なんとか彫りが終了。ちょっと疲れました。

f:id:hagihara:20200602081217j:plain

続いて刷りに入ります。

f:id:hagihara:20200602081240j:plain

今回はちょっとカラフルな感じにしてみようと思ったので、まず青を刷ります。本当はこういう風にべっとりと絵の具を付けるんじゃなく、ちゃんと水で溶いた絵の具を版木に擦り込むようにします。あくまでも水で転写する感じです。が、僕はなんとなく、かすれた感じを出したかったので。

f:id:hagihara:20200602081302j:plain

この版木の上に和紙を重ねてバレンですりすりすると、こうなりました。

f:id:hagihara:20200602081322j:plain

良い具合にかすれてます。次はピンクを重ねます。同じ版木を使って今度はピンクを刷るわけです。

f:id:hagihara:20200602081341j:plain

最後、黄色を乗せます。

f:id:hagihara:20200602081404j:plain

で、これで認識してくれるかと思ったら残念ながらダメ。ちゃんと仕様を読んでないのだけど、色が問題なのかなということで今度は黒でやってみます。

f:id:hagihara:20200602081424j:plain

黒も1回だけだとかすれてるんで3回刷りました。木版で色を濃くするときは、同じ色を重ねるらしいのです。

f:id:hagihara:20200602081442j:plain

今度はちゃんとQRコードとして認識されました。ちなみに少し黄色とかが透けてるのは、下にスポーツ新聞を敷いて作業してたせいです。

再度、スキャンしたものを載せるとこんな感じです。

f:id:hagihara:20200602080132j:plain

芸術の秋です。みなさんも秋の夜長は版画でQRコードを彫ってみてはいかがでしょうか?